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韓国 市民に情勢不安視する声

5月20日 16時20分

韓国やアメリカなどの合同調査団が、韓国の哨戒艦沈没の原因を北朝鮮の魚雷による攻撃だったと発表したことについて、市民の間からは今後の情勢を不安視する声が多く聞かれました。

ソウル中心部にあるソウル駅では、多くの市民が構内に設置された大型テレビの前に集まり、合同調査団による発表の様子を見守りました。このうち、70代の男性は「これまで援助をしてきたのに、北は韓国の軍人を殺した。援助はもうすべきでない」と怒りをあらわにしていました。また、20代の女性は「すぐに戦争にはならないだろうが、今後、国がどのように変わっていくのか、不透明で怖いです」と話していました。一方、兵役に就いているという20代の男性は「軍人である自分にとっては、たいへんな状況になると思う。これからどうなるか心配だ」と不安げな表情を見せていました。