2010.05/20(Thu)

可愛い悪魔ちゃん達

譲渡会まであと何日・・・何日・・・と、数えだす私はかなり焦りまくっています(汗)
頭の中で、あれとこれは絶対にやらないと・・・なんて思っていても夜になったら、忘れてたーー!!なんて事もしょっちゅうなので、紙に書いて目の前に張るようにしております(汗)

第一の望みは、ワン達に沢山の方が手をあげて頂けるように、犬の紹介文と写真の差し替えをしなくてはなりません。
特に子犬ちゃん達は、レスキュー時手のひらにのる大きさだったのが、別犬のように大きくなっています。
そして、今日カメラを持って子犬たちが遊んでいる場所に突入。

入るのには勇気と気合いが要りますの・・・。
甘噛み炸裂中で、ご本人達は大喜びで飛んできますが、私達は「イタタ・・・イタタ・・・痛い!!ヤメテーーーー」と、退散になってしまいます。
子犬らしい遊び?と、言うかあちこち掘って掘って掘りまくり、穴だらけ(汗)
この掘り掘りパワーを他に利用できないのか?と、思います。

カメラに飛びつく、スボンを引っ張る=破れる・・・ので、柵越しに撮影を。
可愛い♪

毎日、子育てと教育でお疲れ様のおかぁちゃんの「れんげ」
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れんげの一人息子の「ふじ丸」
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そして、あんずかぁさんの、子供の「たんぽぽ」「ひいらぎ」
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ジィーーーと見入っていると手は止まる。
おもしろい。
それぞれに性格がどんどん出てきている。
おかぁちゃんのおっぱいをチュパチュパ吸っていた赤ちゃんの時は、はるか昔の様。

大きくなるのは本当に早い。
毎日、よく遊んでよく食べてよく眠ってズンズン大きくなっています。

そろそろ、家族の元に卒業だね♪

子犬達に時間がとられてしまって、他の子達の撮影は断念。
午後から、同窓会でお越し下さるお客様用の場所の確保で、草むしり。

田舎暮らしは、長袖・長ズボンが基本。
虫に刺され、枝で手足を傷つける。
毎年、どこにバカンスに出かけたのか?と言われるくらいに真っ黒に日焼けする。
若けりゃ、代謝も良いので戻るが、私はもう無理です。。。
年中黒い・・・(汗)
冬の雪焼けに真夏の日焼け〜。

今年こそは日焼け対策万全で夏を越そうと思っています。

日々時間が経つごとに焦りは増しています。。。あぁぁぁーーーー譲渡会までまと9日。。。

ボランティアさん急募です。
助けてーーーー下さい。


お知らせ
大阪滞在のワン達の紹介ブログを立ち上げました。
大阪スタッフ・ボラさん達が毎日愛情いっぱいで、お世話をして下さっています。
近日公開予定です。
「天使達の笑顔 in osaka」
ご期待下さいませ。

多くのワン達を保護しております。
皆様の出来る範囲でのご協力を心よりお願い申し上げます。


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インフォメーション
「譲渡会&天使達の同窓会」
場所:滋賀エンジェルシェルター
日時:22年5月30日
AM10:00〜PM4:00
バザーも同時開催してます♪
沢山のご参加をお待ちしております。
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2010.05/18(Tue)

天真爛漫「ジャイロ」

今日もお天気が良く、ワン達はみんなランで元気に遊んでくれました。
みんな、お外は大好きなんですが、ちっちゃい子達は、犬同士で遊んだり、まったりボーと景色を眺めていたりです。

そんな中で、ひとしきり動いている方が、おられます。
ボールを加え、グッハッハ〜と笑いながら・・・。
いつになったら電池がきれるのか?
あなたにOFFのスイッチは無いのか?
あっ君もボール命ですが、このお方も負けてはおりませんね。

はい!!ポインターの「ジャイロ」君です。
ランから飛び出して、今度は小さな森に宝箱を作ったようです。
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キラッキラのお目目で、誘っています。
「かぁちゃん、欲しいか?ほら、こんなに集めたぞ」って。
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嬉しくって楽しくって身体をよじらせながら、笑っています。
可愛いです♪
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ジャイロも悲しい時期を乗り越えてくれました。
山に捨てられ、保護され一時は幸せが訪れていました。
保護主さんとジャイロが、車で移動中に事故がおこりました。
ジャイロも大手術を受けました。
保護主さんは、無念にも亡くなってしまいました。

とっても可愛がっておられたそうです。
イソップ物語?の中に登場する子と、そっくりだとおっしゃって、「ジャイロ」と命名されたそうです。
天真爛漫で、本当によく笑う子です。

ジャイロは一命を取り留めたものの、足を傷つけシェルターに来た当初は、3本の足で走っていました。
現在、たまに一本の足をあげますが、上手に4本の足で走れるようにもなって来ました。
腰にぐらつきがあり、あまりのスピードで駆けだすと、ひっくり返る事もしばしば。。。

みんな、サポートしてくれています。
他のワン達もジャイロを見守っています。
誰にも苛められるような事はありません。
ジャイロ自身が、それはそれはフレンドリーで喧嘩なんか大嫌い!!と、言うか喧嘩する事なんか知りません。
気難しいワンにだって、ジャイロはニコニコと寄って行きます。
相手が、ガルッと言っても決して相手にはなりません。
「何、怒ってるの?一緒に走ろう〜。一緒に遊ぼう〜楽しいよ〜♪」って、誘って行きます。

そろそろ、ジャイロも里親募集欄に登場します。
皆様、宜しくお願い致します。


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2010.05/17(Mon)

譲渡会準備

譲渡会に向けてバタバタの日々になって来ました。

先日ガーデニングで、とっても綺麗になった玄関前です。
そこで・・・同窓会に来て下さるお客様が、のんびりして頂ける為に、正面の小さな森の改装計画中。
と、言ってもワン達の世話が終わって一息つくと夕方で、なかなか時間が・・・(涙)
雑草刈りから始まって、土を大量に入れてお花で飾りたい♪
頭の中では、結構構想が固まっているのですが、時間が取れず出来るかどうか判らないです(汗)

とにかく優先順位をつけて譲渡会準備を始めています。
今日は午後から犬舎の棚の大掃除をしました。
里親希望様が、全ての所を回って下さると思い、天井の煤はらいといった感じになりました。

昨日は、トリミングルーム掃除。
3年前に頂いたドライヤーBOXもお化粧直しです。
錆が酷くなって気にはなりつつ、横眼で通り過ぎていましたが、良く働いてくれるしまだまだ頑張ってもらわないといけないので、錆止めをしました。

昨日のドラ子ちゃん
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今日の可愛いドラ子ちゃん
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以前、コメントを下さった中に、「このタイプのドライヤーは危険です。」とありました。
私達が使用している形は、ここで完全に乾かせる事は無く、入れっぱなしで無人になる事はありません。
数頭の子達を順番にシャンプーして行きますので、シャンプー後しっかりタオルドライして、その後ドライヤーBOXに10分程度入ってもらってスタンドドライヤーで、毛の根元まで乾かします。
冬場など、寒くないので本当に重宝するのです。
ご安心下さいね♪

さてさて、譲渡会前は、全ての子のシャンプーカットを終えなくてはなりません。
あまりに早くにすると、またまた汚れちゃう(汗)
今週末に強力スケットのトリマーYちゃんが応援に入ってくれる予定。
頼りにしております。

大型犬のトリミングは、時間がかかって大変なのです。
数日前にラブラ嬢のシャンプー。
ラブラは、シュナウザーとラブラドールのMixと所有者が言っていましたが、お口と眉の毛が伸びるので、綺麗にカット♪
ラブに変身。
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う〜ちゃんと大の仲良しです。
シェルターにやって来て、早3年になろうとしています。
お髭が随分白くなって来ました。
ご本人は、ここがお家と思っているようです。
う〜ちゃんとラブラの部屋はこの数年変わる事はありません。
冗談で、「みんな、順番に巣立って行くから賃貸住宅みたいなものやね。出発してもすぐに満室になるね」なんて、言っていますが、「う〜ちゃんとラブラは、あんた達は分譲ですか?」と・・・(笑)

以前、面談があって、里親候補様が会いにいらして下さったのに、部屋に帰る帰ると、お尻しか見せませんでした。
「すいません・・・バタバタするので入れて見て頂けますか?」と、お家に入るとベットの中に潜り込みまたまた、顔を隠しお尻しかみせませんでした。
あらら・・・(汗)

里親様「ここは、自然いっぱいで好きにさせてもらってるね。うちに来て散歩の時しか外に出してあげないのは、可哀相なのかしら???こんな良いとこから出たくないのかもね。。。」と、言われてしまって、タジタジでした。

「いえいえ!!そんな・・・この子だけを見て下さる家族の元で暮らすのが一番の幸せです。今はこの環境しか知らないからこんな態度を取ってしまって申し訳ありません。すぐに環境に慣れてくれるでしょう。どうかご検討宜しくお願いします。」と答えました。
数日後、2頭を引き離すのは可哀相で・・・今回は断念しますとの返事が帰ってきました。(涙)
チャンスを自らお潰しになった子です。

先日もブルドックの里親候補様がまるで同じ事をおっしゃっていました。
「ほんと、自然がいっぱいで綺麗にしてもらって・・・うちに来るより幸せね」と。

一生懸命ワン達の世話をしておりますが、この子達にひとつだけ足りないものは、苗字=家族です。
家族の一員になる幸せを知りません。
この幸せこそが、生まれてきて本当に良かったと、感じる事なのだと思います。

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2010.05/16(Sun)

ありがとう

5月も半ばを過ぎたにも関わらず、シェルター地方は夜はストーブが必要です。
今年は、変な気候で寒いです。。。
昨日・今日と日中はとっても良いお天気に恵まれました。

土曜日には、太宰府・宗像レスキューで崩壊当初、現場にいち早く駆けつけてお世話をして下さった方がシェルターに来て下さいました。
彼女達が居なければ、ワンが私達の手に渡り、今元気に過ごしては居なかったでしょう。
現場で、仕事を休んでまで私達が現場に行くまで、適切なケアをして下さって、頑張って下さいました。
命のリレーです。
皆で、力を合わせ救われた子達でした。
振り返って、思い出話のようにするとあっと言う間の事のようですが、その時の現場での作業は、やった人間にしか判らない過酷な物でした。

Tちゃんは、宗像レスキューのすぐ後にも滋賀に来てくれました。
今回は、HさんとTちゃんのお母様も一緒。

今、シェルターに居る子たち・・・TちゃんやHさんに本当にありがとうです。
現場で見ていた時と、随分変わっているのに、喜んで下さっていました。
みんな、自我が出てほんと元気になっています。
お二人とも、ニコニコとワン達に触れて下さっていました。

はるばる遠くから本当に本当に、ありがとうございました。
お母様は、お食事も用意をして下さって、事務所側の掃除もして下さいました。
感謝♪
これに懲りず、是非また、いらして下さいませ。
心よりお待ちしております。

Tちゃん・Hさん達が助けられたワン達は今日も元気に走り回っています。

宗像の子達
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大宰府で一番酷かった、マリヤも今では他の子を誘って遊びます。
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後は一日も早く、幸せ切符を手に出来る事ですね♪
色々な人たちのお力添えで、SOSを発してる子達は、救われています。
素晴らしい出会いであり、掛けがえの無い応援者です。

私達だけの力では全ての子達を救う事は出来ません。
一人一人の力が、協力し合って救いだすと思っております。

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2010.05/13(Thu)

願う法改正

数日前に、ブリーダー崩壊寸前の情報が入って来た。
数は、350頭。
従業員3名。
所詮世話なんか出来ない数である。

2ヶ月前に、某繁殖場を訪ねた。
ここも200頭近い。
経営者1名と、朝9時から1時までのバイトの子が一人。
この現場も、めちゃめちゃであった。
世話って、何をしているんだろう???
ご飯を200頭にあげ、排泄の処理をし掃除をするのに、4時間では不可能。

現在、シェルターに100頭近い子達が居る。
常勤3名+応援1名+ボランティアさんの参加(この数は2名の時もあれば10名の時もある)
私が食事の用意をしているが、作るだけで40分。
配膳は別の人が行っている。
これでも、猛スピードで手際よくやっている。
前日の作業終了の際に、食器の用意と犬舎番号の札も準備し、フードの不足も補っている。

どんな給餌・水のやり方なんだろう???
昔、見た繁殖場の餌やりは、ドライフードをばら撒いていた。
鳩の餌やりのようだった。。。
水は、ホースでケージに向けてかけ、下に溜まった水を飲んでいた。
これが、世話の仕方。
命あるものにする事ではない!!

私達の所にも、保護依頼や世話の頭数のマニュアルを作った。
優先は、当然身寄りのない警察や処分センターの子達。

可哀相だけでは、助けられないからである。
その場は保護出来ても、里親様に出るまでにどれくらいの時期を抱えるかは分からない。
あまりにも、無理をすると壊れてしまう。
シェルターの維持管理をするのは、これほどにお金がかかるとは思っていなかった。
普通に自宅で保護してやっていた頃とは全く違う。
今の頭数が、スタッフの数を考え限界である。
覚悟はしてシェルターを設立したが、自分の時間は全く無くなった。

本来は、一人5頭くらいであれば、もっともっとやってあげる事ができる。
しかし、あまりにも保護依頼が多く、限界の寸前である。
それでも、依頼は続く。
以前も書いたが、依頼者の責任の重さは無いのか?
電話口の向こうで、「動物愛護団体って、書いてるのに何故引き取ってくれないのか!!」と、切れられる事もしばしばある。
こっちが、切れるよーーー!!
「最後まで責任持てなかったら、飼うな!!」と心の中で叫ぶ。
人に丸投げして、自分は明日から普通の生活?
おかしいでしょ!!
センターで明日、殺処分される子が居るのに、飼い主が居る子を優先して保護する事なんかしません!!
自分の出来る事を考えて、一生懸命頑張ってそれでもぶつかったら相談して下さい。

今日は、何が言いたいかと言うと、行政の管理である。
通報があって動き出すお役所。
そりゃ、仕事は犬ねこの事ばかりじゃないと、役所の方はおっしゃいましたが、狂犬病予防注射すらほとんどしていない、業者をなぜ野放し!?
業者はそんな金が無いという。
200も、300も抱かえてたら、100万。
ワクチンを入れれば300万。
狂犬病予防注射は法律で定められている。
やっていなければ、法で裁かれる。
行政は、なぜ摘発しない???

従業員の数に合わせて、頭数を決めなくてはいけないと思う。
登録制では無く、許可制にすべきだ。
適切な飼育場なのか?
適切な管理がされているのか?
1頭につき、決まった広さがあるのか?
もちろん、狂犬病予防注射・ワクチンをきちんと毎年受けさせているのか?
子犬製造工場であってはならない。
悪徳ブリーダーは、潰さなければいけないでしょ!!
法律が変わらなければ、どんどん酷くなっていく。

母犬の姿を私達は、数えきれないほど見てきた。
今も、使い捨てのボロボロになった母犬が傍にいる。
可哀相すぎる。。。
ただ、子供を産まされるだけの道具に過ぎなかった。
愛情なんて知らない。
そんな子達の子供が、ペットショップのウィンドウに並んでいる。

買わないで欲しい。
簡単に買わないで。。。
買わなければ、業者も増やさない。
売れるから、作らなくてはならない!!
母犬は、泣いています。
苦しんでいます。
助けて!!と、叫んでいます。

多くのワン達を保護しております。
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