死体遺棄容疑で逮捕の上司　衣服持ち出し外出偽装か(05/19 11:39)

　東大阪市の会社の倉庫内で女性の遺体が見つかった事件で、逮捕された上司の男が女性の自宅から衣服を持ち出していたことが分かりました。警察は、女性が一時的に外出したように装ったとみて調べています。

　逮捕された吹田市に住む大手葬祭関連会社の執行役員・川上敏彦容疑者（52）は今年1月初め、交際相手で会社の部下・浜地通栄さん（39）の遺体をビニールなどで包み、勤務先の東大阪市内の会社の倉庫に遺棄した疑いが持たれています。大阪府警は18日、川上容疑者の供述に基づいて倉庫内を捜索。浜地さんとみられる遺体が段ボール箱に入れられた状態で見つかりました。警察のその後の調べで、浜地さんが1月に行方不明になって以降、自宅から浜地さんの服が持ち出されていたことが新たに分かりました。警察は、川上容疑者が浜地さんが外出したように見せかけて犯行を隠そうとしたとみて調べています。