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<滋賀・大阪>口蹄疫問題 近畿にも波紋 |
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(5/21 11:48)  |
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宮崎県で牛や豚の口蹄疫(こうていえき)の感染が拡大している問題で、近江牛の産地、滋賀県で緊急の研修会が開かれるなど、近畿でも波紋が広がっています。
滋賀県によりますと県内の畜産農家は年間およそ4500頭の子牛を県外から仕入れていて、その4割が宮崎県産だということです。口蹄疫は牛や豚などが感染すると肉の質が落ちるなどの影響が出るとされ、農家は市場に出荷できず大きな打撃となります。感染が疑われる期間に滋賀県は宮崎県から271頭の子牛を仕入れていましたが、調査の結果、感染は確認されませんでした。きのうの研修会に参加した酪農家は、「口蹄疫の怖さを改めて認識したという状況」「(口蹄疫が出たら)農家だけでなく滋賀県全体の大問題。心休まる日はない」などと話しました。研修会の終了後、参加者には消毒用の炭酸ソーダが無料で配られ、各農家での防疫対策を徹底するよう呼びかけました。また口蹄疫の問題を受け、修学旅行で北海道での酪農体験を予定していた堺市の府立高校は、酪農体験を中止することを決めました。斡旋する北海道の団体から申し入れがあり、口蹄疫のウイルスが飛行機を通じて持ち込まれる可能性を懸念したということです。日程や行き先は変えず、内容を観光などに変更するとしています。
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