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2010年5月20日(木) 19:25 |
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足古墳の石室内にカビが発生
装飾が剥がれ落ちるなどの痛みが見つかり、調査が続けられきた岡山市の千足古墳で、石室内にカビが発生していたことが新たに分かりました。
岡山市教育委員会文化財課が発表したものです。 文化財課によりますと、今月16日、市の職員が岡山市北区新庄下の千足古墳に定期点検をしようと石室内を訪れた際に発見したということです。 カビが発生したのは、横穴式石室の右側の側壁です。 床から0.7メートルから1.2メートルの高さで、幅およそ1.4メートルの範囲で白カビが広がっているということです。 岡山市では、奈良文化財研究所の指導を受け、アルコールを噴射して対処したということで、カビの発生が抑えられたか経過を慎重に観察するとしています。
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