2010年 5月 20日 |
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口蹄疫問題で岡山県が防疫対策会議
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宮崎県で牛や豚に口蹄疫の被害が広がっている問題で岡山県は20日、防疫対策会議を開き、関係団体の対応などについて意見を聞きました。会議には畜産や酪農業者の団体、家畜保健衛生所などから約30人が出席しました。初めに県の畜産課が口蹄疫の発生状況や国の対応について説明し、県内で牛や豚などを飼育する1048戸の農家に対し、聞き取り調査や消毒薬を配布したことなど、対応を報告しました。出席者からは「県と各市町村が一体となって効率よく消毒薬を配布してほしい」、「風評被害の防止を徹底してほしい」といった要望や、伝染病の発生で経済的な損失を受けた場合の補償に関して、業者からの問い合わせが増えているといった報告がありました。県ではこうした意見を施策に反映させ、状況に応じて今後も対策会議を開くことにしています。
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本四連絡高速の追加出資求めない意見書
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瀬戸大橋など本州と四国を結ぶ橋への出資金の問題です。岡山県や香川県など関係する10の自治体は20日、追加出資を求めないよう国に申し入れました。香川県の真鍋知事など追加出資を求められた10の県などの代表が国土交通省を訪れ、意見書を提出しました。さ来年度以降、追加出資を求めないよう要望しています。出資金は橋の建設で生じた借金を返済するためのもので、岡山県や香川県は再来年度まで年間26億5000万円余りを負担する決まりでした。しかし先月発表された高速道路の新しい料金制度ではこの出資金の支払いを10年間延長することが前提となっています。意見書の提出は国交省の方針に反発するもので、特定の自治体がさらに出資を求められることは不公平で到底、同意できないとしています。
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蒜山の小学生たちが古代米の田植え
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真庭市で地元の小学生がお米のルーツといわれる古代米の田植えを体験しました。この田植えは米の原種といわれる古代米を昔ながらの手作業で植え、米作りの歴史を学ぼうと真庭市の八束小学校の児童が総合学習の一環で行っています。下蒜山の麓にあるおよそ10アールの水田で田植えが行われもち米の黒米や赤米など6種類の古代米を植えていきました。参加した6年生の児童たちは泥まみれになりながら大人たちの指導を受け手際よく苗を植えていきました。植えた古代米は9月中旬には収穫が行われ、八束小学校の給食などに使われます。
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香川県警察犬訓練場運用開始式
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香川県警の警察犬専用の訓練場が丸亀市に整備され、運用式が行われました。運用式には関係者約30人が出席し、高さ80センチの障害物を飛び越えたり幅飛び台・トンネルの通過など14頭の警察犬による訓練の様子が披露されました。この訓練場は高松市にある訓練施設の約4倍となる4200平方メートルの広さがあり、地面に芝生が植えられ訓練用具やトイレなどが設置されています。警察直轄の警察犬と嘱託警察犬が一緒に訓練できる専用の施設の整備は全国でも初めてということです。香川県警には現在直轄の警察犬3頭と嘱託警察犬24頭がいて、去年1年間で51回出動し事件の捜査などで活躍しています。
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