歌手の安室奈美恵(32)がモナコ時間の18日(日本時間19日)、同国のモンテカルロで開催された世界最大級の音楽の祭典「WORLD MUSIC AWARDS 2010」に“アジア代表”として出演した。09年12月に発売したアルバム「PAST〈FUTURE」がアジア5地域で1位を獲得するなど、輝かしい実績を引っ提げ「BEST ASIAN ARTIST」賞を受賞。日本人としては93年のCHAGE&ASKA以来、2組目の出演で、アジア人女性としては初めて同イベントのステージを彩った。
◇ ◇
安室が“アジアの顔”に選ばれた。
06年に故マイケル・ジャクソンさんが公の場で最後にパフォーマンスしたことでも知られる世界最大の音楽の祭典で、Namie Amuroが栄光を獲得した。
昨年12月発売のアルバム「PAST〈FUTURE」が日本をはじめ韓国、台湾などアジア5地域で1位を獲得。これまでも上海、タイで海外公演を成功させるなど国境を越えた人気が評価され、アジア人女性として初めて同授賞式のステージに降り立った。
レッドカーペットを白いワンピース姿で歩き、歓声を浴びると、ステージではタイトな黒のセクシー衣装に変身。名刺代わりの激しいダンスと「Hide&Seek」の熱唱であいさつを済ませると、プレゼンターの米国セレブ、パリス・ヒルトン(29)からトロフィーを受け取り「サンキュー!」「ありがとう!」と笑顔をはじけさせた。
授賞式には米歌手ジェニファー・ロペス(40)、米ヒップホップグループBlack Eyed Peasのウィル・アイ・アム(35)ら名だたる世界各国のセレブアーティストが出席。欧州デビュー戦でVIPたちとそん色ない強烈な印象を刻みつけ「モナコという地でパフォーマンスできたことを大変光栄に思います」と充実感をにじませた。
今夏には新曲リリースも予定。11月までは全国ツアーで73公演を駆け回るなど“アジアの歌姫”の快進撃は当分、止まりそうにない。