祝 浅田選手銀メダル、安藤選手５位、鈴木選手8位 。でもジャッジは問題

  キムヨナ選手のパフォーマンスは完璧だったのだろう。ノーミス、金メダルは納得。おめでとうございます。

  だが、何で浅田選手の前だけにあんなに点数が開くのだろう。ジャッジに韓国人、カナダ人が入る事自体、よくわからない。ボクシングでは母国のジャッジもレフェリーもどちらかの国からは出さない。当たり前だろう。

  ちなみに、ロシェット選手の演技には感動すら覚えたが、長洲選手のフリーも凄かった。
  安藤選手もフリーは良かったがSPでのつまづきがなければ…。鈴木選手も終わった後の感無量の表情が彼女の苦労を物語っていた。

  浅田選手の悔しそうな、それでいて晴れ晴れした表情も心中察するものがあった。
  インタビューでの
  「私はキムヨナ選手に負けました」
  このインタビューは見ていないが、アナウンサーによるとそう言ったそうだ。

  潔い。これぞ、スポーツだ。

  それにしても、である。冬のオリンピックの華であり女子フィギュア利権はかなり莫大なものがあると思うので、外せとは言わないが表現力、演技力に点数が付けられるものなのか。「競技」と呼んでよいものなのだろうか。一考すべきではないだろうか。選手がかわいそうというか、納得できないだろう。

  百メートル走ならだれが勝ったか、一目瞭然だが、フィギュアはどうなんだ？

  例えば僕は長洲選手の方がロシェット選手より完璧な演技をしたように見えた。
  ジャッジの人選に問題はなかったのか？ また、根本的な問題として個人の主観が入るものは「競技」と呼べるのか。
  ＩＯＣには考えてもらいたい。
  選手の皆さんお疲れ様でした。胸を張って日本に帰ってきて下さい。

（文＝編集部•久田将義）