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「琴光喜がプロ野球賭博」週刊誌報じる

 厳しい表情で帰り支度を急ぐ琴光喜=両国国技館(撮影・村中拓久)
 厳しい表情で帰り支度を急ぐ琴光喜=両国国技館(撮影・村中拓久)

 大相撲の大関琴光喜が違法なプロ野球賭博をしており、暴力団関係者から口止め料として1億円を恐喝されていると、20日発売の週刊新潮が報じた。同誌によると、相撲関係者の談話として、5年以上前から野球賭博を始めたとされている。

 日本相撲協会は19日、琴光喜の師匠である佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)のほか、記事に登場した大嶽親方(元関脇貴闘力)、佐ノ山親方(元大関千代大海)、時津風親方(元幕内時津海)から事情を聴いたが、4人とも関与を否定した。

 琴光喜も白馬との取組後「週刊誌の記事はまったく知らないことなので。(口止め料を払った事実は)まったくないです。信じられない。(師匠には)まったくしていませんと(答えた)」と完全否定した。

 協会は今後も事実関係の調査を進め、20日には所属力士や関係者が記事で扱われている阿武松部屋の阿武松親方(元関脇益荒雄)から事情を聴く。武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「今の段階でお話しできることはない。何のコメントもできません」とした。

(2010年5月19日)
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