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【WEB人・詳報版】「ヒャダイン」こと前山田健一さん(29) 【プロの犯行】だったアレンジ曲投稿 (5/6ページ)

2010.5.20 05:00
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作詞、作曲、編曲家 「ヒャダイン」こと前山田健一さん(29)作詞、作曲、編曲家 「ヒャダイン」こと前山田健一さん(29)

−−実に軽妙で素晴らしい歌詞だったと思うんですが、昔から考えていたんですか?

「うーんどうだろうな。ヒャダインに関しては、ほとんど苦労していなくて。ずっと思い描いていたストーリーみたいなのがありました。キャラクターやゲームについて、思っていたことを具現化しただけなんですよ。昔のファミコンて、しゃべらないんですよ。ロックマンもドラクエも。キャラ設定もよく分からないし。なので、4コママンガのように、キャラクターをつける。もしかしたら、こうじゃないか、ああじゃないかということを考えていた。キャラクターに個性をつけていきました。こんな声じゃないか、こんなしゃべり方をするんじゃないか。人間性を求めたんですよね。自分が作ってて懐かしい感覚で作ってて、同窓会してる気分なんですよ。小中高と、友達がゲームだったじゃないですか。昔の友達と会って同窓会。8ビットの音じゃなくて、アレンジして色んな楽器が入って成長した形で、成長したけどあのころのままだなと。一人勝手に同窓会なんですけど。なので、自分がやったゲームしかやらなかったですね」

−−そういえば、「ヒャダイン」という名前の由来は

「ヒャダイン(※ドラゴンクエストに登場する呪文のひとつ)は不遇の魔法なんですよ。強いはずなのに。使いようがないですね。ドラクエ3では、先にもっと強いマヒャドという魔法を覚えてしまう。ドラクエ4においても覚えるのはブライというじいさんが使うんですが、体力のなさから終盤ではスタメン落ちする。その不遇感がたまらなく好きだったんですよ」

−−反響が広がりました

「うれしい半面、もう他人事みたいになってしまいますよね。自分の狭い部屋で作ったものが、世界中から反響がある。規模が大きくなると現実味がなくて。だけど、ものすごい自信になりました。アレンジだけですけど、アイデアが受け入れられるんだと。おれがもってるパワーが通じるんだと、ものすごい自信になりました。自信になったところで、事務所を変わりました。そこからポコポコ決まるようになりました。ヒャダインがプロだったじゃなくて、プロになった。『プロになっていた』なんです。ものすごい感謝しています」

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作詞、作曲、編曲家 「ヒャダイン」こと前山田健一さん(29)
作詞、作曲、編曲家 「ヒャダイン」こと前山田健一さん(29)

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