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「保険金あるので困らない」養母、周囲に話す 高槻・女性遺体

 大阪府高槻市の淀川堤防で4月、宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった殺人死体遺棄事件で、宇野さんの養母が「保険金があるのでお金には困っていない」と周囲に話していたことが15日、分かった。養母の周辺では、宇野さんと一昨年秋に変死した養母の母=当時(52)=に多額の保険金がかけられていたことがすでに分かっており、高槻署捜査本部は事件の関係者から引き続き事情を聴いている。

 関係者や豊能町の養父母宅の付近住民によると、養父母は内装業で生計を立てているが、不景気の影響で仕事が減っていた。しかし、養母は「いろいろ保険金を持っているので生活には困っていない」と話していたという。

 養母の母親は滋賀県から呼び寄せられ、養父が所有する自宅近くの店舗兼住宅に居住していたが、平成20年10月に変死した。亡くなる約2カ月前に約1500万円の保険がかけられ、死後に保険金が支払われた。

 一方、宇野さんは1月に「住み込みの仕事がある」と養父母宅に転居。2月に養子縁組し、3月に計2160万円の保険に加入。4月28日ごろ何者かに首を絞められて殺害され、29日に遺体で発見された。

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