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2年前も保険金かけ不審死 ネット縁組ポリ袋遺体の養父母周辺 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:殺人事件
大阪府高槻市の淀川堤防で4月、宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった殺人死体遺棄事件で、宇野さんが今年2月ごろ、豊能町希望ケ丘に住む夫婦と養子縁組し、親族になった後で多額の保険金をかけられていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。また、この夫婦の周辺で平成20年秋に変死した50歳代の女性にも保険金がかけられていたことが判明。府警は保険契約や2人の死亡の経緯について調べる。
捜査関係者によると、宇野さんは複数の保険に加入し、死亡時の受取金は計数千万円に上っていた。宇野さんは約1年前から豊能町希望ケ丘の養父母の自宅に住んでいたとみられ、今年2月ごろ養子縁組をした。
親族は「宇野さんはインターネットで養母と知り合い、希望ケ丘の家で住み込みで働いていた」と府警に説明しているという。
宇野さんは2月の養子縁組後、複数の保険会社と計数千万円の保険を契約していた。宇野さんは4月29日夕、自宅から南東へ約15キロ離れた淀川堤防斜面でポリ袋に詰められ、死亡しているのが見つかった。これまでの捜査で、4月28日に首を絞められて殺害され、遺棄されたとみられる。