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高槻ポリ袋遺体 化粧見られず

 大阪府高槻市の淀川堤防で4月29日、豊能町の宇野津由子さん(36)がポリ袋に詰められ、遺体で見つかった殺人死体遺棄事件で、遺体には口紅などの化粧が一切なかったことが11日、捜査関係者への取材で分かった。高槻署捜査本部は宇野さんの周辺にトラブルがなかったか調べている。

 関係者によると、宇野さんは失業し、約1年前から豊能町希望ケ丘の親族宅に身を寄せていた。独身だったといい、近所の知り合いの飲食店を手伝ったこともあったが、普段は外出することは少なかった。一方で、最近は交際男性がいたという話もあるという。

 捜査本部によると、遺体は右手中指に指輪があっただけで、化粧は見られず、首筋ほどの長さの髪にもヘアバンドなど装飾品はなかった。遺棄現場からは携帯電話や家の鍵も見つかっていない。

 宇野さんの親族は5月10日夕、数人で豊能署を訪れ、「4月20日に外出してから自宅に戻らず、27日ごろ以降は電話でも連絡が取れない」と説明したという。
 

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