２９日午後５時４５分ごろ、大阪府高槻市東上牧の排水機場近くの淀川河川敷で、ポリ袋にくるまれた成人とみられる女性の遺体があるのを通行人が見つけ近くの交番に通報した。首に絞められた跡があり、府警は、死体遺棄事件の可能性があるとみて捜査している。

　府警によると、現場付近を散歩していた通行人の男女が、白いポリ袋が草むらに置いてあるのに気付き近づいたところ、ポリ袋から、白っぽいスニーカーや人の足のようなものが透けて見えていたことから「遺体ではないか」と、近くの交番に駆け込んだという。

　捜査員が、白っぽいものと、黒っぽいものの２種類の袋を数枚重ねた中に遺体が入れられているのを確認。遺体は服を着用していたという。現場周辺からは、ほかに遺留品は発見されていない。

　現場は、阪急京都線上牧駅から南に約１キロの京都府との府境付近の淀川河川敷。