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北朝鮮「でっち上げ」と否定「全面戦争を含む強硬措置で応える」

韓国艦沈没で調査結果を発表する韓国軍と民間専門家による合同調査団関係者
韓国艦沈没で調査結果を発表する韓国軍と民間専門家による合同調査団関係者
Photo By 聯合=共同

 北朝鮮の国防委員会は20日、韓国哨戒艦沈没の調査結果について「でっち上げ」と否定、調査団を現場に派遣するとの報道官声明を発表した。朝鮮中央放送などが伝えた。

 また声明は「魚雷攻撃」とした物証を示すよう韓国側に要求し、報復行為や制裁に対しては「全面戦争を含む強硬措置で応える」と警告、李明博政権への対決姿勢を鮮明にした。さらに韓国と歩調を合わせる日米も非難した。

 北朝鮮は19日にも、対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」が北朝鮮攻撃説を「謀略」と非難する長文の談話を発表した。

 北朝鮮は沈没から約3週間後の4月17日、国営朝鮮中央通信の軍事論評員の論評を通じ、沈没への関与説を「愚かな画策」と主張して以降、関与説を一貫して否定するとともに韓国を批判し続けていた。

 北京の外交筋によると、5月初めに金正日総書記が訪中した際、関与を否定する立場を中国側に説明。板門店の共同警備区域を北朝鮮側から参観する外国の代表団などに対しても、案内役の朝鮮人民軍将校が「同じ民族である多数の兵士が犠牲になったことは痛ましいが、われわれは無関係」との説明を繰り返しているという。 (共同)

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