公開日：2010.05.19
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。
| 日本ホーバス（株） | ［埼玉] ＦＲＰＭ管製造 |
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民事再生法申請 / 負債総額 44億1335万円
TSR企業コード：２９－２６４１５４－０
日本ホーバス（株）（さいたま市中央区上落合２－４－１アルーサ北与野ノースピア上落合１号棟３Ｆ、設立昭和６０年１２月、資本金６５００万円、田中秀幸社長、従業員３３名）は５月１９日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人は松田純一弁護士（松田総合法律事務所、中央区京橋２－８－７、電話０３－３５６２－７２７１）ほか７名。
負債総額は４４億１３３５万円（平成２１年３月期決算ベース）。
ＦＲＰＭ管メーカー。ホーバスエンジニアリング社（スイス）よりホーバスパイプ及び付属品の製造・販売権を取得し、一般埋設管などを製造していたほか、ＪＲ向けの消雪管においてはシェア６割程度を得ていた。親会社とのタイアップ強化などの取り組みにより平成２０年３月期は売上高４１億４０２９万円（当期利益１億８３９４万円）、商社機能（仕入販売）の拡大などが寄与して２１年３月期は売上高５１億５１９９万円（当期利益９２８万円）を上げていた。
その後も角形排水管やレジンコンクリートパネル等の拡販に取り組んでいたが、２１年４月には旭鉄工（株）（福岡市博多区、破産）に対する約２億５０００万円の不良債権発生なども資金繰りに影響。親会社・千葉興業（株）（千葉市中央区）とともに立て直しを図っていたが業況を打開できず、同社とともに今回の措置をとった。
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