中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

長瀬、超恋愛体質の刑事役に挑戦 逮捕状と婚姻届突きつけ口説く!!

2010年5月20日 紙面から

 7月にスタートするTOKIO長瀬智也(31)主演のTBS系ドラマ「うぬぼれ刑事(でか)」(放送開始日未定、金曜午後10時)の概要が19日、明らかになった。

 人気脚本家宮藤官九郎(39)が描く初のオリジナル刑事ドラマ。長瀬は毎回犯人の女性に一目ぼれし、逮捕状と婚姻届を同時に突きつける破天荒な刑事を演じる。長瀬と宮藤のタッグは5年ぶり。クドカンワールドの新感覚刑事ドラマが誕生する。

 長瀬の刑事役は2002年公開映画「ソウル」以来、8年ぶり。今回、長瀬が演じる刑事は、周囲から「うぬぼれ」と呼ばれ、超恋愛体質のうぬぼれ男。ほれっぽい上に、女性が自分に気があると思い込むが、いつもまとわり付くうちにほれた女性が犯人である証拠をつかんでしまう。

 仕方なく逮捕状と婚姻届を突きつけて、「結婚してくれるなら逮捕しない」と迫るが、女性が選ぶのは逮捕状。恋してはフラれる「寅さん」的な刑事だ。

 宮藤&長瀬はドラマでは、2000年「池袋ウエストゲートパーク」、05年「タイガー&ドラゴン」でタッグを組んできた。長瀬は、宮藤との仕事に「『何かを生みだしてやろう』という気持ちがレッドゾーンを振り切るんです」と言い、今回も「キャラクターに魂をねじり込むつもりです」とアツい。

 宮藤も約7年ごしという企画の実現で、「いや〜うれしい。長瀬くんはうぬぼれ刑事の設定年齢(30歳)に追いついてくれた」と大喜びながら、「うぬぼれ脚本家にならないように気をつけます」とも。脚本に加えて数話で演出も務める予定だ。

 物語は、長瀬と生田斗真(25)、要潤(29)、矢作兼(38)、坂東三津五郎(54)の通称「うぬぼれ5」によるコミカルな会話と、犯人に迫るサスペンスが交互に転換しながら進行する。ヒロインは中島美嘉(27)。うぬぼれの元恋人で、うぬぼれの相棒刑事(荒川良々=36)の妻を演じる。

◆60代でも 男でもほれる!!

 うぬぼれがほれる注目の犯人役は、10−60代と幅広い年代の女優を起用し、男にほれる回もあるとか。また、俳優役の生田が主役に抜てきされる劇中劇「うぬぼれ刑事」もつくるという。

 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ