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【格闘技】

亀田大毅が坂田と握手 対戦実現か?

2010年5月20日 紙面から

 日本プロボクシング協会(JBC)と日本ボクシングコミッションによるファンの集い「ボクシングの日」が19日、東京・後楽園ホールで行われた。対決の実現が注目されるWBA世界フライ級王者亀田大毅(21)=東日本協会=と元王者坂田健史(30)=協栄=も姿を見せ、大毅の方から歩み寄って、「決まったらいい試合をしよう」と握手を求めた。

 WBAは大毅に坂田との初防衛戦を義務づけていたが、亀田陣営と協栄ジムはファイトマネー未払い問題で係争中。両者間で交渉はまとまらず、入札で協栄ジムが興行権を落札した。大毅は今月24日までに試合の契約書にサインをしなかった場合、王座はく奪となる。そんな緊迫した状況での“電撃握手”。坂田は一瞬、戸惑いをみせたものの「そうですね」と握手に応じ、対決ムードを盛り上げた。

 だが、落札後の動きは止まったままだ。協栄ジム金平桂一郎会長は7月下旬の日程で亀田側に打診しているが、返事はない。大毅は「(坂田は)元王者やし、いい選手。真のチャンピオンになりたいからな」と坂田戦に自信をみせた。一方の坂田も「大毅君から(試合を)やるという気持ちを感じた」と因縁の対決実現へ好感触。安どの表情を浮かべた。 (山崎照朝)

 

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