29日午後5時45分ごろ、大阪府高槻市東上牧3の淀川右岸堤防の斜面で、ビニール袋に入った遺体を通行人が見つけた。10~40代の女性で、身元など詳しいことは分かっていない。大阪府警は、死体遺棄事件として捜査本部を設置する。遺体は首を絞められたような跡があることから、殺人容疑も視野に捜査する。
現場は阪急京都線上牧駅の南東約500メートルで、住宅街のそば。白っぽいビニール袋から、スニーカーを履いた足が透けて見えていたという。遺体は衣服を身に着け、切断はされていない。ビニール袋を数枚つなぎ合わせた大きな袋に、ひざを折って、腰を曲げた状態の遺体が入っていた。ビニール袋は草むらの上に置かれていたという。
毎日新聞 2010年4月30日 1時17分(最終更新 5月12日 13時03分)