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大阪女性遺体:被害者30歳? 腹部に妊娠線

女性の遺体が見つかった現場(右下)付近を捜索する捜査員=大阪府高槻市で2010年4月30日午前10時56分、本社ヘリから貝塚太一撮影
女性の遺体が見つかった現場(右下)付近を捜索する捜査員=大阪府高槻市で2010年4月30日午前10時56分、本社ヘリから貝塚太一撮影

 大阪府高槻市の淀川の堤防斜面でポリ袋に入った女性の遺体が見つかった事件で、女性の腹部に妊娠線があり年齢は30歳ぐらいとみられることが府警高槻署捜査本部への取材で分かった。司法解剖の結果、女性の死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死で、28日に絞殺されたと推定できるという。一方、28日深夜に現場付近でポリ袋を目撃していた人がいることが分かった。28日夕方までの目撃情報はなく、府警高槻署捜査本部は、遺体は28日夜に遺棄された可能性が高いとみている。

 捜査本部によると、女性は死亡時には妊娠しておらず、過去に妊娠した経験があるとみられる。胃には消化途中の野菜片が残っていて、アルコール反応はなかった。死亡推定時期は28日だった。

 一方、捜査関係者によると付近の男性が府警に「28日午後11時ごろ、現場でポリ袋を見た」と証言。28日午後4時ごろ、付近を通った別の男性は「ポリ袋はなかった」としているという。袋には小さな傷が複数あり、捜査本部は遺体が28日夜、約10メートル上の堤防の道路から遺棄された可能性が高いとみている。

毎日新聞 2010年5月1日 2時32分(最終更新 5月1日 2時32分)

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