大阪府高槻市の淀川堤防斜面でポリ袋に包まれた女性の遺体が見つかった事件で、遺体は黒色と半透明のポリ袋を四重にして包まれていることが捜査関係者への取材で分かった。府警高槻署捜査本部は、遺体の運搬に耐えられる強度を保つために計4枚のポリ袋を使用したとみて、袋の分析などを進めている。
捜査関係者によると、両足を抱え込むような姿勢だった女性の遺体は上半身から黒色のポリ袋で包まれ、その上から3枚に重ねた半透明のポリ袋の中に入れられていた。手でかたく縛られたように密封されていたという。投棄に耐えられる強度を保つために2色計4枚のポリ袋を使用した可能性があるという。
毎日新聞 2010年5月2日 21時29分