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大阪・高槻のポリ袋遺体:女性遺体、豊能の36歳 家族が行方不明相談

 大阪府高槻市の淀川堤防斜面で先月29日、ポリ袋に入った女性の遺体が見つかった事件で、女性の身元は大阪府豊能町希望ケ丘1、宇野津由子(つゆこ)さん(当時36歳)であることが府警高槻署捜査本部への取材で分かった。同居の家族が10日夕、府警豊能署に行方不明の相談をし、特徴が一致した。宇野さんは絞殺されたとみられており、捜査本部はトラブルの有無など交遊関係を中心に捜査を進めている。

 捜査本部によると、宇野さんの同居の家族が府警に「(宇野さんは)先月20日ぐらいに家を出て行った。1週間ぐらいは連絡が取れていたが、27日か28日からは電話に出ず、行方がわからなくなった」と話した。事件については「ニュースを見ていなかったので、知らなかった」と説明しているという。

 宇野さんは先月29日夕、上下の衣服、スニーカーなどを着用し、複数のポリ袋に包まれた状態で発見された。首には絞められた跡があり、死因は頸(けい)部圧迫による窒息死だった。

 府警は前日の28日ごろに殺害され、29日朝にかけて遺棄されたとみて、身元確認を進めていた。遺棄現場は宇野さんの自宅から南東に約15キロ離れている。

 宇野さんは独身だが、近所の住人らによると宇野さん宅には男性や幼児ら子ども数人が暮らしていた。3年ほど前に家族で引っ越してきたとの証言も。近所の主婦は「事件に巻き込まれるなんて信じられない」と驚いていた。

毎日新聞 2010年5月11日 大阪夕刊

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