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淀川他殺体:女性に多額の保険 同居夫婦と養子縁組後

 大阪府高槻市の淀川堤防斜面で先月29日、宇野津由子(つゆこ)さん(当時36歳)=同府豊能町希望ケ丘1=の遺体が見つかった事件で、宇野さんに計数千万円の生命保険がかけられていたことが、捜査関係者への取材でわかった。受取人は同居する夫婦で、インターネットで知り合って、今年2月ごろ養子縁組をしていた。宇野さんは絞殺されたとみられ、府警高槻署捜査本部は保険金の加入や養子縁組の経緯などを慎重に調べている。

 捜査関係者によると、宇野さんは独身だが、複数の保険会社の生命保険がかけられていた。加入は夫婦の養子になった直後だった。夫婦の養子になる前まで住んでいた大阪市の実家には「住み込みの仕事がある」と説明していたという。

 一方、捜査本部は10日夜から11日にかけて、死体遺棄容疑で宇野さんの自宅や養父が所有する近くの店舗兼住宅など関係先を家宅捜索した。

 宇野さんの絞殺体は先月29日、豊能町の自宅から直線で南東約15キロの高槻市の淀川堤防斜面の草むらで、ポリ袋に包まれて遺棄されていた。宇野さんの養父らは府警に「(宇野さんは)先月20日ごろ家を出て行った。1週間ぐらいは連絡が取れていたが、27日か28日からは電話に出なくなった。事件のことはニュースを見ていなかったので知らなかった」などと説明しているという。

毎日新聞 2010年5月12日 12時33分(最終更新 5月12日 15時09分)

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