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大阪・高槻のポリ袋遺体:遺棄女性「養父母とトラブル」 死直前、実父に訴える

 大阪府高槻市の淀川堤防斜面で先月29日、宇野津由子(つゆこ)さん(当時36歳)=同府豊能町=の遺体が見つかった事件で、宇野さんが死亡直前に実家に戻り、養父母らとのトラブルを実父に訴えていたことが捜査関係者への取材でわかった。府警高槻署捜査本部は、宇野さんのその後の足取りやほかにもトラブルを抱えていなかったかどうかなど、死亡直前の状況についてさらに慎重に捜査している。

 捜査関係者によると、宇野さんは先月28日ごろに殺害されたとみられるが、その直前に大阪市西成区の実家に戻っていたとみられる。宇野さんはその際、実父に「養父母らのもとで働いたが給料を払ってくれない」などと相談。さらに「養子縁組も強く迫られた」などと漏らしたという。

 捜査本部によると、養父母らは府警に「(宇野さんは)先月20日ごろ、家を出て行った。1週間ぐらいは連絡が取れたが、27日か28日ごろに連絡が取れなくなった」と説明。宇野さんは実家に戻った直後に殺害されたとみられ、捜査本部は宇野さんを巡るトラブルなどについて、さらに詳しく調べている。

毎日新聞 2010年5月15日 大阪夕刊

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