サッカーW杯:韓国代表、先発イレブンは?

 世界最大規模のスポーツイベント、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の開幕まで、わずか23日となった。出場32チームは、それぞれ代表選手を招集し、必勝戦略を練る準備に余念がない。

 16日にエクアドルとの強化試合に臨み、2-0で勝利した韓国代表は、海外合宿に向けて出発する。22日に日本入りし、24日にはさいたま市で行われる韓日親善試合に臨む。25日にはオーストリアのインスブルックに向かい、5月30日にベラルーシ、6月4日にはスペインとの親善試合を行う予定だ。

 W杯Bグループの韓国は、6月12日にギリシャ、17日にアルゼンチン、23日にはナイジェリアと対戦する。韓国は1次予選で最低1勝1分けの成績(勝ち点4)で決勝トーナメント進出を目指す。これまで2002年の韓日大会でベスト4に進出したのを除き、1次予選ですべて敗退している。

 では、23人の最終メンバーの顔ぶれはどうなるのだろうか。韓国代表は、エクアドルとの試合を終えた翌日、代表メンバー30人のうち4人を外した。6月1日までさらに3人を外し、最終的に23人に絞り込む方針だ。

 本紙は、8人のサッカー専門家を対象にアンケート調査を行い、今回のW杯に先発する「ベストイレブン」を予想した。アンケートに参加したのは、パク・ムンソン氏(SBS解説委員)、朴成華(パク・ソンファ)氏(元北京五輪代表監督)、辛文善(シン・ムンソン)氏(明知大教授)、イ・サンユン(MBC ESPN解説委員)、イ・ヨンス氏(KBS解説委員)、チョン・ホユン氏(MBC ESPN解説委員)、チョ・グァンレ氏(慶南FC監督)、崔淳鎬(チェ・スンホ)氏(江原FC監督)だ。

 専門家らは、代表チームと所属チームで見せた競技力や記録、代表チームの戦術などを考慮し、予備メンバー26人のうち11人を選んだ。そして、選手ごとに10点満点で評価した。

 調査の結果、専門家8人全員からベストイレブンに選ばれた選手は、代表チーム主将の朴智星(パク・チソン)=マンチェスター・ユナイテッド=、FW朴主永(パク・チュヨン)=ASモナコ=、李青竜(イ・チョンヨン)=ボルトン=、DF李栄杓(イ・ヨンピョ)=アル・ヒラル=の4人。続いて、李東国(イ・ドングク)、寄誠庸(キ・ソンヨン)、金正友(キム・ジョンウ)、趙容亨(チョ・ヨンヒョン)、李正秀(イ・ジョンス)、車ドゥリ(チャ・ドゥリ)も名を連ね、GKには李雲在(イ・ウンジェ)が選ばれた。

 これら11人の選手がW杯南アフリカ大会で韓国チームの命運を握る。専門家らは、各選手の長所・短所をFW・MF、DF・GKの二つの部門に分け、先発のベストイレブンを予想した。

キム・ドンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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