中国で医療観光PR /済州

 済州道が「医療観光専門・先導病院」と共同で、初の海外医療観光客誘致に乗り出した。

 済州道は19日、「医療観光専門・先導病院」に指定された済州ハルラ病院、済州予歯科医院と共同で、20日に中国・瀋陽、21日に大連で医療観光客誘致に向けた説明会を開くと発表した。

 これらの病院はそれぞれ専門医2人を派遣して医療観光商品と医療技術を紹介し、済州道は最終の投資環境とリゾート施設をPRする。同説明会には、現地の医療機関関係者や顧客、代理店など約100人が参加する予定だ。

 済州道とこれらの病院は、大連の済州道の医療観光に関心を示している中国の現地企業と医療機関に訪問して協力策を協議し、人的交流のためのネットワーク作りを進める。

 済州道は3月、差別化された医療観光商品を開発するため、心血管手術と歯科治療を特化部門に定めた済州ハルラ病院と済州予歯科医院を「医療観光専門・先導病院」に指定した。済州道は、済州観光公社と共同で、「医療観光コーディネーター育成プログラム」を設け、今年までに医療観光コーディネーターを50人育成する。

 済州道のカン・サンチョル国際自由都市本部長は「ビザなしで気軽にアクセスできる済州道だけの差別化された長所をアピールする予定。下半期に中国と東南アジアを対象に、医療観光客誘致に乗り出す方針」と語った。

済州=オ・ジェヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る