哨戒艦沈没:海軍関係者6人に保国褒章

魚雷やスクリュー回収を指揮

 国防部は、哨戒艦「天安」沈没事故の調査に当たり、「魚雷のスクリュー」という決定的な証拠を見つけ出すのに貢献した海軍関係者に対し、保国褒章を授与する準備を行っている。

 19日に国防部が発表したところによると、民間と軍の合同調査団で団長を務めるユン・ドクヨン教授と、同調査団所属の軍関係者一人、海軍海難救助隊(SSU)と特殊戦旅団(UDT)要員4人など、計6人に保国褒章が授与されるという。6人の中には、魚雷のスクリューを発見する捜索作戦を指揮した海軍関係者も含まれている。

 国防部はさらに、天安事故解決に努力した軍関係者や職員に対し、近々大統領または首相表彰を授与することを上申するという。保国褒章は、国の安全保障や社会秩序の維持に功績のある者や、生命の危険を顧みず人命や財産を守った者に授与される。保国勲章の次に位置するもので、法的な効力は保国勲章と違いはない。

李衛栽(イ・ウィジェ)記者

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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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