NCソフト、営業利益率が上場企業で最高

 韓国取引所の集計によると、オンラインゲーム大手のNCソフトは、1-3月期に売上高1321億ウォン(約105億円)に対し、営業利益710億ウォン(約56億円)を計上し、営業利益率は上場企業で最高の53.74%に達した。同社は前年同期にも40%台の営業利益率を記録していた。

 営業利益率2位はNHNの47.17%で、3位はカジノ、ホテル、ゴルフ場などを運営する江原ランドの45.89%だった。

 一方、前年同期に営業利益率がマイナス54.47%まで悪化したハイニックス半導体は、1-3月期にプラス26.87%へと一気に高収益に転換した。前年同期の6524億ウォン(約516億円)の営業赤字から7465億ウォン(約591億円)の営業黒字へと転換した。

 上場企業の収益性は全般的に金融危機以前の水準へと回復した。有価証券市場(メーンボードに相当)の12月決算企業573社による営業利益率は平均8.43%で、前年同期の同3.95%を大きく上回った。最終利益率も同8.72%となり、前年同期の同1.19%から大きく回復した。金額ベースでは営業利益が前年同期比で137%、最終利益が同718%伸びた。サムスン、LGなど主要企業グループの系列企業31社は、国際会計基準による四半期決算を後日発表する予定となっているため、今回の集計には含まれていない。

ソン・ヒドン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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