始華湖で「アルビノ」のシロチドリを発見

 京畿道安山市は最近、檀園区大阜東洞にある始華湖で、体の大部分が白いシロチドリを発見した、と18日に発表した。春から夏にかけて韓半島(朝鮮半島)を通過するシロチドリは、体長約17センチの小さな鳥で、本来おでこや胸、腹部など体の一部だけが白い。今回発見されたシロチドリは、普通赤茶色や灰褐色の脳天、首の後ろ、肩の羽、背中まで白い羽毛に覆われている。濃い模様があるはずの部分にうっすらと模様の跡があり、色素が欠乏し体全体や一部が白くなるアルビノ現象と見られる。

 「始華湖の番人」として活動している安山市生態担当職員のチェ・ジョンインさんは、「アルビノ現象が見られるカササギやスズメを発見したという報告があったが、シロチドリに関する前例は聞いたことがない。現在、該当のシロチドリが水辺に卵を三つ生んでおり、ふ化に支障がないよう保護しなくてはならない」と話している。

写真提供=安山市

安山=金真明(キム・ジンミョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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