サッカーW杯:89年生まれトリオ、最終代表入りなるか
洪明甫、李雲在、朴智星も21歳でW杯デビュー
サッカー韓国代表を率いる許丁茂(ホ・ジョンム)監督が17日に発表した、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場する韓国代表候補26人に、昨年のU20(20歳以下)W杯(エジプト)で韓国をベスト8に導いた3人が選ばれた。1989年生まれで今年21歳になる李昇烈(イ・スンリョル)=FCソウル=、具滋哲(ク・ジャチョル)=済州=、キム・ボギョン=大分=。23人の最終メンバー入りに向けて、最後の戦いに挑んでいる。
前線で活躍するFW李昇烈は、16日のエクアドル戦で先制ゴールを挙げ、許監督に猛アピール。今年2月の東アジア・サッカー選手権の香港戦と日本戦でもゴールをたたき出した李昇烈は、国際Aマッチ6試合で3ゴールを挙げている。李東国(イ・ドングク)=全北=が太ももを痛めるなど、FWの人材不足が懸念される中、李昇烈の活躍は許監督の選手構想にとって好材料になりそうだ。
キム・ボギョンも活用価値が高い。韓国代表のサイド攻撃を担う攻撃的MFは、主力の朴智星(パク・チソン)=マンチェスター・ユナイテッド=のほか、金在成(キム・ジェソン)=浦項=とキム・ボギョンが控えている。だが、金在成がエクアドル戦で足首を痛めたため、キム・ボギョンが抜てきされる可能性が高まっている。
中央のMF具滋哲は、奇誠庸(キ・ソンヨン)=セルティック=と金南一(キム・ナミル)=トム・トムスク=、金正友(キム・ジョンウ)=光州=、シン・ヒョンミン(浦項)とのライバル争いに勝たなければならない。若手3人がそろって最終メンバー入りするのは現実的に難しいとみられるが、南アフリカ行きの切符を懸けた争いはますます激しさを増しそうだ。
新鋭の活躍は、これまでのW杯本大会でもチームに活気を与えてきた。1990年のイタリア大会では、洪明甫(ホン・ミョンボ)や黄善洪(ファン・ソンホン)が21歳でメンバー入りした。 洪明甫(現オリンピック代表監督)は1次リーグ3試合にフル出場し、黄善洪(現釜山アイパーク監督)もFWとして前線で活躍した。
現代表で最年長の李雲在(イ・ウンジェ)=水原=は、94年のアメリカ大会当時、代表最年少だった。21歳だったGKの李雲在は、1次リーグ第3試合のドイツ戦で後半から途中出場し、45分を無失点で抑えた。98年のフランス大会では李東国が19歳の「新星」として出場、2002年の韓日大会では、朴智星と李天秀(イ・チョンス)の21歳コンビが4強入りに貢献した。
チャン・ミンソク記者
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