広島高速道路公社は19日、広島高速2号全線と3号延伸部分が4月26日に開通したことを受け、広島高速全線の利用状況(20日間)をまとめた。利用台数は計画の87・7%にとどまった。一方、各路線が初めて連結したことにより、既存路線の利用台数を押し上げる効果はあった。
開通翌日の4月27日〜5月16日を集計した。1日平均の利用台数は4万9619台で、計画の5万6600台を下回った。4月29日〜5月5日の大型連休中の平均利用台数も、5万3575台と計画に届かなかった。20日間で上回ったのは5月1、2の両日だけだった。
新たに開通した路線では、2号東雲―仁保間が8557台(他区間との重複含む)と伸び悩み、計画より約3600台少なかった。3号延伸部の出島―吉島間は4803台で約800台下回った。
|