――バンドとの一体感も素晴らしいですね。今のメンバーとは長いんですよね。
「長いです。音楽業界の大ベテランの方たちにcherry boysって勝手にバンド名を付けちゃってるんですが(笑)、横アリで登場した市川(祥治)さんは初めてのツアーの時のメンバーで、それ以外のメンバーは2本目のツアーから一緒です。10年近くの付き合いなんで、家族みたいな感じです。年齢の差も20歳くらいあるから、時にはお兄ちゃんであり、お父さんであり、先生でいてくれる。いろんな角度から私を支えてくれます。こんな素晴らしいメンバーと一緒にやれてることを幸せに感じますね。毎回、関係者席に観に来てくださる方もこのバンドの顔ぶれにはビックリしてますね(笑)」
――チームヨーダなるバックダンサーとの絡みもあって、まさしく歌って踊って楽しめる参加型のライヴだと思いました。ライヴの内容について、事前に話し合いを重ねたりするんですよね?
「しますね。私はいちばん最初のミーティングから参加します。まずテーマを決めるんです。例えば、今回の『LIVE ACADEMY』だったらアカデミー(学校)だから全員制服で出ちゃおうよとか。そういうアイデアを出していきます。去年の『LIVE DIAMOND 2009』だったら、ダイアモンドって野球のベースのことでもあるから、じゃあ野球のユニフォームを着てライヴをやろうと。で、ライヴ中に流す映像も野球に関連したものにしたり。毎回、ライヴのテーマを明確に打ち出して、どんな演出でやりたいのか?っていうことを決めるんです。セットリストも衣装も話し合って決めますし、自分のアイデアをふんだんに盛りこみます。やっぱり本人が発信しないと伝わらないだろうって、スタッフさんたちが言ってくれるので。『予算とか気にしなくていいから、とりあえず希望を挙げてみて』と言ってくれますね」
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