淀川堤防遺体は豊能町の３６歳女性と判明…先月末から連絡取れず

　大阪府高槻市の淀川堤防斜面の草むらで４月２９日夕、ポリ袋に入れられた女性の遺体が見つかった事件で、府警捜査１課は１１日、女性は同府豊能町希望ヶ丘１の職業不詳・宇野津由子さん（３６）と判明した、と発表した。

　家族が１０日夕、豊能署に行方不明の相談に訪れ、体の特徴から宇野さんと分かった。家族の説明では、宇野さんは４月２０日に外出、同２７〜２８日から連絡が取れなくなったという。府警は宇野さんが何らかのトラブルに巻き込まれたとみて、家族らから失跡前後の状況や交友関係について詳しく事情を聞いている。

　府警によると、宇野さんは発見前日の４月２８日、ひも状のもので首を絞められて殺害された後、同日午後６〜９時の間に遺棄されたとみられている。堤防上の車道では、この時間帯に不審な白い軽乗用車が停車していたとの目撃情報もあり、府警が関連を調べている。