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中日・落合監督、あきれ顔…打線のテコ入れを示唆

2回、南の捕邪飛をミットからこぼす谷繁

 <ロッテ3−1中日>落合竜が敵地で勝てない。強風に小雨までぱらついた千葉マリンで前夜に続く完敗。打っては散発3安打、守っても3失策と天気同様のお寒い内容で、交流戦が始まって以来、この球場では4勝10敗となった。

 「せっかく良くなりかけていたのに、自分らで勝手に壊しているだけ」

 今季の交流戦は、ホームで4連勝スタートした後の2連敗。ナゴヤドームで見せた手堅い野球とは別のチームのような試合内容に、落合監督は半ばあきれ顔だった。

 6連勝中だった吉見が初回2死一、二塁から大松の左越え二塁打で簡単に先制を許す。それでも悪天候の中で粘り強く投げたが、3回1死二塁では、金泰均(キム・テギュン)の三ゴロを森野が一塁へ悪送球。これが適時失策となり、この回もう1点を追加された。

 攻撃では、公式戦初対戦となったマーフィーに7回までに4度も先頭打者を歩かせてもらいながら、適時打が出ず。7回1死満塁から野本の押し出し四球で1点を返すのがやっとだった。

 「ミスがどうのこうのじゃない。何を言っているのか君たちにはわからないだろうけど、直すのは簡単。こっちで手を貸してやるよ」

 落合監督は独特の言い回しでテコ入れを示唆。ホームで18勝6敗、ビジターでは6勝14敗という“内弁慶”ぶりを修正しない限り、悲願のV奪回は厳しい。

試合結果

[ 2010年5月20日付 ]

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