新小児科医のつぶやき

2010-05-11 原口ツイッター

口蹄疫関連のメディアの扱いが小さい理由について、何らかの報道管制が行なわれているのじゃないかの噂がありました。理由は不自然なぐらい地味であるという事です。つうても根拠があるわけではなかったのですが、こんなツイッターが出ています。

原口総務大臣の発言であるとかなりの確率で推測できるとされます。ちょっと短いのでわかりにくいのですが、この前の流れは、

    1 : アカグツ(dion軍):2010/05/09(日) 20:12:56.30 ID:qXh+guTg
    Twitter / Red: @kharaguchi おはようございます。ところで ...
    2010/05/09 05:37 Twitter

    @kharaguchi おはようございます。ところで大臣、ネット上でも広がっていますが口蹄疫の政府対応は後手後手ではないですか?しかも農水大臣が優雅に外遊していたことをどうお考えですか?

    Twitter / 原口 一博: @redmaximum  ありがとうございます。後手 ...
    2010/05/09 05:51 Twitter

    @redmaximum ありがとうございます。後手ではありません。発生後、すぐ私は指示をしています。風評被害が大きくなれば、さらに大きな被害となります。畜産と言う産業の性質上の問題もご考慮ください。

こういう流れから

    発生後、すぐ私は指示をしています

これは報道管制であると噂されています。非常に情報が乏しい状態なのと、私がツイッターをよく理解で来ていないので、さらに前後の流れがよく分からないので、原口大臣のツイッター上の発言の真意や解釈の根拠や信憑性については「今、そういう風に噂されている」レベルであるのはお断りしておきます。現時点では状況証拠から「もっともらしい」以上はよく判らないにしておきます。

原口ツイッターの信憑性はその程度なのですが、今日のお話は信憑性を追及出来ないので、報道管制はあると仮定して進めます。またその報道管制は口蹄疫対策の中の、マスコミ関係者に限らず関係者以外が感染地域に入る事を規制されている事と別の事柄と解釈します。


ところでなんですが、今の日本で本当の意味の報道管制は出来ないはずです。いくら総務省が放送行政の元締めであっても公式には出来ないはずです。出来るとすれば報道管制ではなくて報道協定になります。報道協定として有名なものとしては、誘拐事件発生の時の警察とマスコミの間で結ばれるものがあります。これは調べてみるとかなりキッチリしたもので誘拐事件等に関する報道の取扱いについて(例規)として規定されています。

報道管制と報道協定の違いは、報道管制が法に基いて規制され違反者には法による罰則が下されるのに対して、報道協定はあくまでも自主的な紳士ルールであることです。違反者に対しても仲間内の村八分的制裁があるにせよ、自主的な紳士協定ですから法による罰則はありません。

警察の報道協定はかなり細かく規定されているようですが、警察以外でも報道協定が結ばれる事はあるそうです。wikipedia程度の情報ですが、皇太子殿下のご婚約の時の情報にも協定が結ばれたそうです。警察との協定みたいな内容であったかは確かめる術はありませんが、事態に応じて報道協定が行なわれる事ぐらいは確認できるとして良いでしょう。

警察との報道協定ですが、これはwikipediaがわかりやすいので引用しますが、

報道協定が結ばれた場合、マスメディアは事件に関する報道を一切しない代わりに、警察は入手した情報、捜査の経緯、過程を無協定状態よりもマスメディアに公表しなければならない。この状態は警察からの要請で仮協定が発効となり、警察本部と記者クラブの会議による本決定によって、報道協定が解除されるまで続けられる。警察は事件捜査中に情報が世間に公開されて犯人を刺激することを防ぐことができ、またマスメディアは協定解除後に警察捜査に関する情報を元に記事を発信することができるため、双方にメリットがある。

報道を伏せる代わりにマスコミ側は普段以上の情報提供を受けるものとされています。これは報道協定による不利益を補うものであると考えても良さそうです。つまり報道が可能になった時により詳細に事実を報道するためと解釈できます。で、いつになったら協定が解除されるかですが、

  • 人質が安全に保護された場合
  • 人質の死亡が確認された場合
  • 事件にかかわった犯人が全員逮捕された場合
  • 事件が長期化した場合に、警察本部と記者クラブの会議の中で解除を認めた場合

つまりと言うほどではありませんが、報道協定は事態が報道を行なうことにより大きな不利益が起こる危険性があるときに結ばれ、期間は限定的であるとしても良さそうです。誘拐事件などは非常に分かりやすくなります。


今回の口蹄疫で報道協定がどうも行なわれているらしいのは判ります。これはどういう懸念で協定が結ばれたかに関心が寄せられます。関心を寄せるも何も原口大臣が「風評被害」のためと明言していますから、理由はそれと考えるのが妥当です。つまり懸念された重要問題とは、

    マスコミが報道すると風評被害で畜産業界が大打撃を受ける

「確かにそうだ」と素直にうなづいてしまうのですが、もう少し考えると、原口大臣はマスコミを酷評している事がわかります。報道協定は自主的な紳士協定により報道を伏せる事ですが、報道を伏せる以外の選択として「冷静な報道」をお願いするという路線もあるかと思います。しかし「お願い」では風評被害の抑制は不可能と判断したので、報道協定が必要と判断したと解釈するのが妥当でしょう。

つまり「マスコミは信用が置けない」と言っているのと同じように感じます。そこまで言われて報道協定を結ぶのもなかなかの記者クラブです。既製マスコミへの信用の低さは、ここまで来たかと感じてしまうところです。


さてなんですが、報道協定の内容はどうなっているのでしょうか。誘拐事件であるなら関係者は少ないので、事件全体が伏せられます。伏せられる期間もわかりやすくて上述した通りです。しかし口蹄疫問題はそれほど単純ではありません。関係者の広がりは、

  • 畜産農家
  • 自治体関係者
  • 政府関係者

関連が深いところでも、これぐらいはすぐに思い浮かびます。波及する範囲まで考えると、関係者はさらに多くなります。地域も宮崎に現在のところは限定されているようですが、感染の拡大が隣接県に波及してもおかしくない状態になりつつあります。消毒薬問題一つとっても国際問題にもなりかねない状態です。これらをひっくるめて協定で伏せるのでしょうか。

それと期間の問題もあります。感染が小規模に終息してくれれば、GW明けにも「こんな事がありました」と協定を終了して報道する事も可能でしょうが、現在も鰻上りに処分される牛や豚の数が増えています。これがどれだけ拡大しても協定は健在なのでしょうか。

口蹄疫対策は昨日も少しだけ調べてみましたが、結果からも順調とはとても言えない状態のようです。対策費も100億円なんて数字が4/20頃に出ていましたが、これは10年前の小規模流行の時の対策費用であり、60倍以上に被害が広がればさらなる対策費用が必要になると考えるのが妥当です。単純に60倍になるかどうかはわかりませんが、補正予算レベルの対策費になってもさほど不思議とは思えません。

そういう事態になっても延々と報道協定は生き続けるのでしょうか。


もう一つ不可解なのは赤松農林水産大臣の外遊です。表現として報道協定を結ぶほど深刻な事態であるの表現を使っても良いと思います。実態がどうなっているかなんて知り様がありませんが、報道協定はそうそう安易に乱発されるものではないと考えています。報道の自由の原則に反して結ばれる協定ですから、一種の緊急避難みたいなものと考えています。

緊急避難的なものですから、報道協定を結んだとしても可能な限り短期にするというのが大原則だと思います。そうなれば協定を結ばせた当事者は、これもまた可能な限り短期に、協定を終わらせる状態にする努力が求められると考えます。口蹄疫問題は国家レベルの対応が求められる問題でもありますから、所轄大臣は陣頭指揮でこれに当たるべきものであると考えるのが妥当です。

外遊するほど余裕があるのなら、果たして報道協定を結ぶほどの重大事態であったかどうかの問題が問われそうな気がしてなりません。現在判っている範囲では、4/20に口蹄疫発生が公式に報告され、4/22には衆議院農林水産委員会でこの問題が取り上げられています。そして4/30には赤松大臣は外遊に赴かれています。

所轄大臣が外遊に行くぐらいですから、4/30時点で農林水産省だけではなく、政府の判断は「口蹄疫問題は終息確実」としたと考えられます。報道協定を続行しながら、所轄大臣が外遊に赴くとは少々話が逆立ちしていると感じてしまいます。

もっともなんですが、報道協定を要請したのは原口大臣であり、総務省であるから、農林水産省は関与していないの論理は出てくるかもしれません。つまり報道協定については赤松大臣も農林水産省も全く関知も関与もせず、原口大臣及び総務省が勝手にやったの理屈です。

「そんなアホな」と言いたいところですが、現在の政府ならありえそうで怖いところです。ここはもう少し考えたいところですが、報道協定は本当のところ誰と誰との間に結ばれたのであろうかと言うところです。一方はマスコミであるのは誰でもわかりますが、もう一方が誰かと言う事です。原口大臣がどうも関与しているのはわかりますが、なぜに原口大臣が口蹄疫問題の報道協定を提案し結んだかです。

ここで考えられる可能性として、

  1. 原口大臣の独断としての要請
  2. 赤松大臣の要請を受けての原口大臣の要請
  3. 政府としての判断で原口大臣がマスコミの所轄官庁の大臣として要請

このうち2.はなんとなく可能性が低そうに思います。あるとしたら、1.か3.ではないかと思われます。1.は本来あるはずもないのですが、現政府なら可能性は多分にあるのは上述した通りです。本来であれば3.なんですが、どんなものでしょうか。

それとおそらくですが、報道協定は協定が結ばれている間は、協定の存在も口にしないのが紳士ルールじゃないかと思われます。これも上述しましたが、報道協定は報道の自由に反する緊急避難みたいなものであり、目的はともかく報道協定が存在するから報道できないと「報道」するのはあまり好ましい展開とは思えません。

つうか誘拐報道を例にしてみれば、事件がある事が明らかになった時点で協定は有名無実になります。協定の存在が明らかになると言う事は、事件も明らかになっていると言う事ですから、協定自体の存在意義が疑われそうな気がします。もっとも誘拐事件と口蹄疫問題では問題の質が違いますから、口蹄疫問題では「報道しても良い範囲」が定められているのかもしれません。だから協定の存在を暴露しても構わないとの判断は考えられます。


口蹄疫問題はまったく報道されないわけではありませんから、誘拐報道の様に完全封鎖でない事はわかります。ですから報道協定は「報道しても良い範囲」が定められているとの推測は成立します。問題はどの範囲がダメなのかになります。常識的に考えて対応の不手際は報道できる範囲と思うのですが、ここまでの報道ではそうではないように感じます。

「報道しても良い範囲」を推測してみると、政府が発表する範囲についてのみ許されるに見えています。政府が発表していない事は協定により報道不可みたいな内容です。ですから消毒液は全額国費で宮崎に十分配布したの報道は行なわれても、実は一箱も届られていなかったは協定では伏せられると言うわけです。


それと誘拐報道時には普段よりマスコミに情報を豊富に伝えるものとなっているようですが、今回の報道協定でも同様かと言われると限りなく「???」が付きます。報道協定解除時は伏せられていた情報がどっとあふれ出すのがどうしても想像できないからです。推測しているような報道協定があったとしたら、お手柄は許可されて報道され、一方で不手際は伏せられていると考えるのが妥当です。

お手柄報道でさえこれだけ少ないのですから、不手際事実は多いと考えるのは可能で、そんな事を参議院選挙を控えるこの時期に解禁するなどは想像もつかないと言い換えても良いと思います。それでもマスコミサイドが協定に参加しているのは、総務省が怖いというのもあるかもしれませんが、それなりの見返りがあるんじゃないかの憶測さえ出てきます。

元官房長官の野中広務氏が官房機密費だったかな、これをマスコミ対策にかなり費やしたとの報道がありましたが、今回も協定を遵守する見返りに行なわれているんじゃないかの邪推も広がってしまいます。

既製マスコミを協定で抑えこんでも、現在は草の根のネット情報があります。残念ながらネット情報は玉石混交のところがあり、どこまで信用できるか、どこからがデマなのかの見分けはかなりの慎重さを要します。たとえば天漢日乗様もかなり怪しいんじゃないかとしていますが、2ch情報にこんなものもあります。

    780 :日出づる処の名無し:2010/05/05(水) 01:11:10 ID:MpMguVul
    某地方局勤務の身内が遅まきながらのGWで帰省。
    口蹄疫問題に関してあまりに報道が少ないのを聞いたらキー局からストップがかかってる模様。
    ただし現場は報道したいスタンス。上からの指示待ち。
    局内では、赤松が外遊から帰国したらガンガン対策出してまるで救世主扱いのように報道するよう指示くるんだよ…と
    失笑中だそうです。

    791 :日出づる処の名無し:2010/05/05(水) 01:26:49 ID:MpMguVul
    上からの指示が呆れるような指示ばっかりで現場の人たち
    かなり疲れてるらしいです。
    なにせ呆れる指示は民主政権からではなくて麻生政権から
    ずっとですから。
    だから今回の件も自嘲を込めて失笑って感じらしいです。

    797 :日出づる処の名無し:2010/05/05(水) 01:31:46 ID:MpMguVul
    あ。ガンガン対策って書いたのは局内の人達が言ってる事で本当に対策するかどうかは判らないです。
    民主政権の事だから、対策した事だけを大袈裟に報道したら初動の遅れやらなんやら、全部隠せると思ってるんじゃない?
    なんて話がずっとされてるそうなので。
    実際に身内も、そこまで国民もバカじゃないと思うし、第一に報道しなかった自分達も叩かれるって上は判ってないよ…と愚痴ってました。

デマであると一笑に付したいところですが、デマであると明快に否定する材料もまたありません。

情報は煽動的な過剰報道により物凄い風評被害を招くのは周知の通りです。しかし風評被害を錦の御旗にして情報を押さえ込むと、不確実な情報から不要な憶測がデマとなって広がっていくのも情報の一面です。そこをコントロールするのは非常に難しいのですが、今回の報道管制はどうもひたすら押さえ込むことを主眼にしている様に感じられます。

しかし押さえ込めるのは主要マスコミだけであり、草の根のネット情報は漏れます。ネット情報は上述した通りに玉石混交で情報の真偽を判断するのは大変です。通常は真偽の判断に「まだ信用が置けるかもしれない」とされる、マスコミ報道や政府発表を参照にして、両者を照らし合わせながら真相はこの辺ではないかと分析するのですが、今回は殆んど出てきません。

さらに言えば、あまりにも出て来ないので原口ツイッターの情報管制の話もすぐに信用されますし、政府は何か大きな隠し事をしているんじゃないかの疑惑ばかりが大きく膨らむ状態です。どれぐらいネットであっても口蹄疫問題が広がっているかも把握するのは難しいのですが、そろそろかなり多くの人間が宮崎で起こっている事は「深刻な事である」の認識が、不確実な情報とともに広がっていると感じられます。

私も疑心暗鬼に囚われ始めている人間の1人です。私だけでなく疑心暗鬼に囚われ始めている人間は急速に増えているんじゃないかと思っています。そんな状態が行き着けば、今度は疑心暗鬼を駆逐する情報を出しても信用されない状態が来そうで怖いところです。

現地の状態は情報不足で断片的にしかわかりませんが、情報操作の小細工で糊塗出来る段階はもう過ぎ去ったんじゃないかと思わせるものがあります。これもそう漠然と感じるだけで、肯定するにせよ、否定するにせよ、これを裏付ける信用が置けそうなソースは何も無いのが今回の問題の凄いところと考えています。

海外逃亡医海外逃亡医 2010/05/11 10:33 政治的なテーマを避けられておられた貴ブログではあるかと思いますが、2日続けて口蹄疫がらみのテーマであることに驚くとともに、Yosyan様が持たれておられる疑念は、もっと社会で共有していかなければならないと感じております。

どうも震災の時の自衛隊派遣の件とだぶってしまうのですが、これも後世に語り継がれる悪政にならないことを祈ります。

卵の名無し卵の名無し 2010/05/11 10:41 狂牛病の時も先発のヨーロッパの対応を参考にしない国内独自対策に終始したせいで国産牛肉の国際信用が低下し諸外国特にアメリカから輸入禁止を長期にわたって食らっていたのではなかったかな?

口蹄疫も対策など全般に欧米諸国が先行して経験を積んでいるから、公に専門家を招いて実地に指導を受けて公開で対策するほうが、今後予想される国産牛肉の国際的風評悪化をくい止めやすいのではなかろうか。

Med_LawMed_Law 2010/05/11 10:44 報道管制といっても、煽動メディアがワイドショーで煽るために土足で宮崎の牧場等を踏み荒らすのを懸念しての行動ではないかと思います

奴らに感染予防のための疫学とか、社会公益という発想は全くないので、検疫を懸命に行っている行政官を振りほどいても、現場の牧場経営者が苦しんでいても、土足で、多数の地点を踏み荒らしていくことでしょう

アフリカ睡眠病・・・・・・・ツエツエバエ
マラリア・・・・・・・・・・ハマダラカ
日本脳炎・・・・・・・・・・アカイエカ

口蹄疫・・・・・・・・・・・マス○ミ

といったところでしょう。

鳥インフルエンザ騒動で、死肉を突付くようなハゲタカぶりを批判し、追及するメディアはないので、
奴らには、理性が制御するネガティブ・フィードバック機構は働きません。
奴らの行動原理は、煽動による煽動での連鎖反応(ポジティブ・フィードバック)しかなく、
最終的には、爆発して崩壊するまで制御が利きません。

政治的なテーマにして政府を煽るより、専門行政官の仕事を静かに待ちましょう。
報道されたところで、素人にできることは何もありません。一切ありません。

ななしななし 2010/05/11 10:59 マスコミによる風評被害は鳥インフルエンザ、昨年の新型インフルエンザでもご存じの通りですね。
さらに、鳥インフルエンザの場合は、報道機関がウイルスを拡大させた可能性も指摘されています。
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/05/145-2004-f510.html

今回の口蹄疫の感染発覚後、最初の国会である4月22日の衆議院農林水産委員会で、民主党議員と農相が風評被害に関して発言しています。他の議員は感染防止対策、資金援助等を質問しているんですが。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000917420100422008.htm
梶原議員@民主
 さらにまた、風評被害、消費者、市場に無用な混乱が起こらないように、しっかりと手だてを講じていただきたい。また、輸出がとまっているということでありますけれども、その輸出の再開に向けてはさらに長い期間が要るということでありますから、そうした実態をしっかりと把握いただいて対応いただきたいというふうに思います。

赤松農相
 それから、もう一つやはり心配なのは風評被害でございまして、きのうもジャスコにお邪魔をしまして、現場の肉の売り上げ、牛とか豚とかどうですか、影響ありますかと言ったら、いやいや、幸いにして一切そういうことはございませんと。

赤松農相
 それからもう一つ、一番心配なのは風評被害ですね。これは、消費・安全局のGメン、全国の千七百名を使いまして、不適切な表示、例えば、当店では宮崎県産牛肉は取り扱っていませんなんという形のそうした不当表示がないかどうか調べさせまして、現時点ではそういう不適切な表示をしているところは一切ないということで、七百三十四店舗確認をいたしました。
 あらゆる努力をしながら、そして現場でできるだけこれ以上広がらないような措置を万全の体制でとりたいということで、当該県であります宮崎県とも相談をしながら進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくまた御理解と御協力を賜りたいと思います。

rokutanrokutan 2010/05/11 11:11  口蹄疫ウィルスの属するピコルナウィルス属にはポリオウィルスやA型肝炎ウィルスが含まれているそうです。ヒトには感染しないと言われていますが、同じ感染症として流行状況・対応策などどうなっているのかと気になってしまいます。特に昨年の新型インフルエンザで「いろいろ(後手後手)」あっただけに。

TOMTOM 2010/05/11 11:51  その上こんな話までありますからね〜。
http://chiraurasouko.blogspot.com/2010/05/blog-post_656.html

 まぁねらー諸氏の論評はともかく、「みんすの閣僚全て、特に赤松大臣はGW中も立派に仕事してました!」って「報道」してんのは事実ですからね。仕方なく管制に従うどころか私にはむしろ自分から喜んで尻を突き出している様に見えます。そんな事より何より、皆様御指摘の通り今までの事件でマスコミさんが「風評被害」に対し何か配慮したことがあるかどうか思い出せば、今回だけは最大限それに配慮してるなんて話は、とてもとても...

 マスコミ人共が現地を踏み荒らし感染を広げるのは当然ダメですが、そのために『絵』が撮れないから「報道しない」のだという言説に至ってはなにをか況んやです。言い訳にもなっていない。Ren4氏じゃありませんが、報道ってテレビしかないんですか? テキスト情報だけじゃダメなんですか? たとえばこのブログは基本テキストだけですが、半端ない情報が毎日出てる。『絵』が撮れないなら撮れないなりの報道、いくらでもあるでしょう。「どこそこで戦争勃発」ってニュースの時、取材陣はいつも最前線に出てドンパチ映像撮って来ますか? それがないからと報道を控えますか?

 そもそもこれは感染症管理、それもとても深刻な感染症の問題であるはずです。そのために「疑い例も殺処分」という、ヒトの場合はとてもやる事のできない方法まで採られている。公費で補償を出してでも。そこまでやる感染症に、風評防止が第一、その為に情報を封じてるんですよー、というのは言い訳としてもスジ悪すぎ。下手。

>専門行政官の仕事を静かに待ちましょう
 その通りなんですが、こんな話もあります。
http://chiraurasouko.blogspot.com/2010/05/blog-post_8779.html の511
ただし2chソースで、且つ自民党の人の発言で、本当かどうかはわかりません。
しかし私も、近頃大いに疑心暗鬼にとらわれております。

卵の名無し卵の名無し 2010/05/11 12:10 ななしさまのコメントから考えるに、ここまでの経過で目に余る対応をしている主体は農水省官僚ではなくやはり農水大臣のほうであるように思われました。

元ライダー元ライダー 2010/05/11 12:48 >マスコミさんが「風評被害」に対し何か配慮したことがあるかどうか思い出せば、今回だけは最大限それに配慮してるなんて話は、とてもとても...

私もそう思います。
マスコミ的においしいのは、ヒトにも感染する可能性があり、ヒトが感染すると死亡率が高かったり、重篤な後遺症を残すような家畜感染症でしょう。鳥インフルや狂牛病がそうですね。口蹄疫はヒト感染はまれなレベルですし、感染しても完全に回復するようですから、マスコミ感覚では一般の感冒レベルなのでおいしくない感染症でしょう。ですからワイドショーで不安を盛り上げる扇動ネタとしては使われないと思います。

そうは言うものの「○○で患畜を確認」と事実のみをマスコミが報道したとしても、マイナスイメージを先入観に抱いて受け取られてしまうのは、マスコミが感情報道のみに専念してきたツケでしょう。仮にマスコミが心を入れ替えて適切な客観報道をすることができたとしても、染み付いたイメージを払拭して客観的な報道だと理解してもらえるまでかなり時間がかかることと思います。報道管制があったとしてもやむをえないでしょう。

元法学部生元法学部生 2010/05/11 12:50 佐賀県選出の原口大臣としては、佐賀牛が一緒くたにされて売れなくなるのはなんとしても避けたいでしょうから、所管大臣として、風評被害防止に力点を置くのはまぁ無理からぬところだと思います。

しかし、原口大臣。佐賀牛って宮崎の仔牛を買ってきて肥育してるんじゃなかったでしたっけ?
ぼやぼやしてると、仔牛の仕入れ先が無くなりますよ。

あと、薩摩黒豚は、品種を県外に生体で持ち出させないようにしているはずなんで、封じ込めに失敗して鹿児島県内で広域流行しまった場合、重大な結果になる可能性も…。
鹿児島県の関係者の方々も宮崎県と同じぐらい大変だろうなと思います。
琉球泡盛の麹は65年前にほぼ全滅してしまって、別系統の麹を移入して再建したそうですから…。

元法学部生元法学部生 2010/05/11 13:31 追記:
>所管大臣として、風評被害防止に力点を置くのはまぁ無理からぬところだと思います。

これは、放送局を所管する総務大臣としての原口大臣として、風評被害防止に力点があるのは無理もないという意味です。
農林水産大臣たる赤松大臣は、風評被害を気にしている場合ではないはず。まず感染拡大を阻止してから、風評被害を心配するのが本筋でしょう。

ギロシェギロシェ 2010/05/11 14:34 >報道されたところで、素人にできることは何もありません。一切ありません。

えーと・・・それを言ってしまっては「報道」そのものの意味がなくなるのでは・・・。

宮崎、少しずつ募金が始まっているようですね。知らされていないからそれほど集まらないかもしれませんが。宮崎の方々がどれほど大変な思いをされているか考えると、素人にも少しでもできることがあればなぁ・・・と思います。

麻酔科医麻酔科医 2010/05/11 19:14 募金、、とりあえず、某3とJNBに募金の要望をだしましたが、返事ありません。
これから、お金が必要になりますから、しばらくして、一応押さえ込みに成功した暁には、知事がCMやって、宮崎県債でも出してはどうでしょうか?
利子はちょっと高めにつくけれど、すべて宮崎の物産で送られる。とか
利子が20%すべて宮崎の物産で送られてきて、10年すると原資が消滅するとか、、かわったアイデアを出して、ネット販売で経費節減とか、経済とか金融に疎いのでいい加減な妄想垂れ流しです。物産もね、、厚さを2cm未満にすれば、80円のメール便でおくれるんですよね。

麻酔科医麻酔科医 2010/05/11 19:27 しかし、根本は国がしっかりやるべきなんだろうと思います。

麻酔科医麻酔科医 2010/05/11 19:27 しかし、根本は国がしっかりやるべきなんだろうと思います。

麻酔科医麻酔科医 2010/05/11 20:06 感染拡大@東国原知事のツイッター
を読みました。上の書込みは削除です。もはや、善意の募金などでどうとかするレベルではありません。日本の畜産や食の安全を守るために、国が必死に戦うレベルでしょう。

リュートリュート 2010/05/11 22:32 『巡る因果の猫車』さんが寄付のまとめをアップしてくれました。
http://ameblo.jp/neko-guruma/entry-10531655704.html
ふるさと納税はtadaro-ryさんとかぶります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【口蹄疫】宮崎への寄付について【問題】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10640430

現在のところ、他団体の募金も始まってないようですし、寄付をしたい場合はこの『ふるさと宮崎応援寄付金』なる仕組みを使うしかないようですね。県の側も対応してくださるようですし、一番確実に届けられる手段かと思います。

何かしたいけど、どうすればいいか解らないという方は、ぜひ協力お願いします。
寄付そのものが出来なくても、こうしたやり方を周知するだけでも結構です。是非とも宮崎県の方々の力になってくださいませ。

なお、動画中にある『ふるさと宮崎応援寄付金』の公式サイトはこちらになります。申請書のダウンロードや、電子申請もこちらからになりますので、よろしくお願いします。

■ふるさと宮崎応援サイト
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/furusato/

このブログはどうでもいいので、とにかく動画と上記のサイトの拡散、よろしくお願いします。

※19時追記
宮崎への寄付、電子申請の方法を解説した動画が上がってたので貼っておきます。
先に貼った分も含めてうp主の二人に感謝。


【宮崎】電子申請のやり方【口蹄疫】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10684808

卵の名無し卵の名無し 2010/05/11 22:59 >(赤松農水相は)『選挙目当て』と言ったが失礼なことを言わないで欲しい」と訂正を求めた。
>が、赤松農水相は「訂正はしない」と応じなかった。

この緊急事態に赤松大臣のぼんくらぶりは県幹部じゃないが大人として恥ずかしくなりますね。

しかし農水省官僚も緊急事態の認識があったのならなぜとっとと官僚お得意の記者クラブリークをしなかったのか。大臣たちが杞憂する起こるはずも無い風評被害の予防などにぼんくらの仰せのままに農水省の公的リソースを浪費しているようじゃ農水省自体の存在意義が問われてしまうのは当然でしょうに。マスゴミとハサミは使いよう、は大人の常識です。

結局今回の内閣が行った「報道規制」判断は先の新型インフルに対する「水際検疫」と同じまったく無意味で愚劣な当を失した政策ということが明らかになりました。

初期対策に失敗したのは農水省官僚の通常業務である疫病管理の失敗であり、諸外国で成功しているのにわが国で失敗したのはまさに官僚の不勉強に責任があります。
しかしoutbreakしたことがはっきりしているのに現地からの緊急追加財政出動要請を「前回並の35億円以上は出せない」として断ってその時点でぼんくら外遊に出かけた農水大臣は、はっきり言って国民が農水省国務大臣業務を付託できない「センスの無い政治家」と呼んでもよいでしょう。

そして現状は麻酔科医さまのご意見
>国が必死に戦うレベルでしょう。
に同感で、今やなりふりかまわず国が直ちに先進海外国から専門家を招いてでも有効と思われる対策を資金に糸目をつけずつぎ込むべき段階だと思います。

ななしななし 2010/05/11 23:57 ★農水相と自民議員、口蹄疫で場外バトル
9日の宮崎ローカルニュース。3分頃に「バトル」の様子が映っています。
http://www.youtube.com/watch?v=HilEyPxKVpE
実際には、農相はもっと高圧的な態度だったようですが。

農相の態度の酷さは、今日の国会答弁でも現れています。「全力は尽くした」「言われればやった」等、とにかく言い訳ばかり。
衆議院TV http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.phpの左側のカレンダーから5月11日、農林水産委員会を選択。
江藤議員の質問部分 http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40397&media_type=wb&lang=j&spkid=19606&time=01:01:02.6
現場の悲痛な叫びにも農相はヘラヘラするばかりです。動画はyoutubeなどにもupされています。

ななしななし 2010/05/12 00:28 ヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員のtwitterから

宮腰議員からの情報。赤松大臣が宮崎訪問の際「地元農協組合長が涙を流しながら大臣に握手を求めてきた」との大臣発言は「嘘だ」と江藤議員が委員会終了後に指摘したという。実際は、組合長は大臣との握手の際涙を流しておらず、握手も組合長からではなく大臣から求めたから受けたとのことだ。
約2時間前 webから

赤松大臣「防疫は現地に入らないのが一番、激励したいが理解を願う」と口蹄疫被害現場に行かない理由説明。そうかな?官僚は現場入り。人数制限の上、視察も可能。意志の問題では?職員等の激励ではなく農家の悲痛を聞き対策実態を大臣が直視することが追加対策上、大事なのでは?
約15時間前 Keitai Mailから

赤松大臣「知事が国の対応が遅いと批判した報道があるが心外だ」と語気を強めて東国原知事にクレ−ムをつけたという。そんなことより対策が大事。宮崎に来た目的は別なはずだ。自分を正当化することが第一ではないはず。国民の生活が第一ではなかったのかと言いたくなるのは佐藤だけだろうか?
約16時間前 Keitai Mailから

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 01:17 > http://www.togetter.com/li/19383

の最後にもありますけどね。

> 中の人が発生当初に「毎度過剰反応」とか「騒ぎすぎ」ねぇ。一時的な風評被害を気にするよりもなりふりかまわず10年前と同じ規模で移動制限かけて消毒を徹底すべきだったんじゃないかなぁ。この人一人に言ってもしょうがないけど。
> 1kumak
> 2010-05-11 09:06:36

別に大臣だけが言っているわけじゃなく、中の人も言ってるのね...。
ともあれ、政治家、官僚評価なんて、今のところどうでもよい(後でやっとくれ)ので、現時点での被害状況の報告です。


現場、下記の状況のようです。

> 【口蹄疫私的考察?】先ほど公表した感染例は4〜5日に臨床症状が見られたもの。潜伏期間を考慮すれば少なくとも5月に確認された事例は 4月20日の移動制限以降に感染した可能性が高いと言える。区域外への伝播は移動制限が奏効しているが、域内では何らかの原因でウイルスが動いている懸念。
hideoharada
2010-05-07 01:11:36

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 01:34 そのあと、散発的に陽性が出てます。
一応、状況マップ出しているようです。

> 宮崎の口蹄疫発生状況マップを農水省HPにUPしました→http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei /katiku_yobo/k_fmd/pdf/hassei.pdf
hideoharada
2010-05-10 13:06:56

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 01:41 > 宮崎の口蹄疫 私的考察。区域外への感染防止はほぼ成功し、域内の感染が止まらない。マクロな防疫は他人との遮断、ミクロの防疫は身内や隣人との遮断が求められる。後者は難しいと思う。誰のせい、でもない。
hideoharada
2010-05-11 00:21:35

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 01:44 寄付金に関しては、他の方が出してくれているので特に書きませんが、電子申請に関しては、電子証明書関連で結構ややしい事態になることもあるので、一回調べて、自己証明書を確実な状態にしてからにした方が良いです。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 01:51 なお、お金の支払いが絡む場合、それこそ、風評に重ねて、妙な資金集めが発生する場合もあるので、募集先の確認をしっかりしてください。

こういう時に、ワンクリック詐欺やら、妙なクリック先つけたメールやら、リンク先が変な URL とか出るのが、インターネットの普通の風景なので、まあ、分かっている方は大丈夫だと思いますが、いろいろなリンク先を踏む際に、それぞれ、各位、ご注意を。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 01:54 現状の私なりの分析ですが、二次災害的な、最初の被害を拡大する状況にならない限りは、沈静化に徐々に向かいつつある印象を受けています。

被害地に足を運んで、妙な媒介者が発生しないよう、ご注意を。
現地には自衛隊も出ているようですね。(消毒だけはしっかりね。)

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 02:04 なお、今回調べてみて、「風評被害対策」についての「風評被害」も発生している印象を受けましたよ。

あとは、インターネットを媒介にしての、まさに、政治的な「風評被害」もね。

そういう意味では、正確な情報を厳選して、それを拡散すべきだと思いますけど。これは私見です。

卵の名無し卵の名無し 2010/05/12 02:17 >政治家、官僚評価なんて、今のところどうでもよい
そうですかね?今がまさに普段国民が納税して築いてきた国の危機管理能力という行政の対応の是非が、初期対応の失敗という現実に即して評価されるべき事態だと思いますがw

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 03:12 あ、ごめんなさい。言葉足らずでした。

評価は大切です。
いえ、その前に、現況の説明をしておこうかと思ったのです。

説明、終わったので、評価コメントを。

で、思ったのですが、多分、最初に風評被害を心配し過ぎて、初期対応に手間取ったのが現在の事態を招いているように思います。
これは大臣も官僚も同じく、です。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 03:13 アクセス集中しているようで、書き込みにエラー多発してます。
うまく書き込めなかったら、ごめんなさい。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 03:18 あと、
> http://georgebest1969.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-93b0.html

冒頭の、日本も貧しくなったなあ、というコメントがあるのですが、
仕分けの話題、あったじゃないですか。

基本的に税収が減じて、資金を出しにくくなっている件も一因だと思いますよ。
今回の件に限った話じゃなく、まさにリンク先のインフルエンザもそうなんですけどね。

山梨次郎山梨次郎 2010/05/12 03:32 はじめまして。

今回の口蹄疫の感染拡大について赤松農水相及び
民主党の責任であることは疑う余地はありません。

20日に発生してから、宮崎県知事と一度会談していながら、
外遊に出かけたんですよ?

帰ってきてからは栃木で講演会に出る余裕ぶり。

無能ぶりもここまで来るとすがすがしい感じがします。

もっともこの大臣はパチンコ献金も多く受けている朝鮮人の言いなりの男なので
わざとやっている可能性のほうが高いですが。

YosyanYosyan 2010/05/12 08:33 口蹄疫問題を3日続けて取り上げるのは食傷気味だったのと、下書きの出来が悪かったのでボツにしましたが、初動時の動きで推測していた事があります。赤松大臣の委員会答弁や副大臣の記者会見内容からして、初期の判断はおそらくですが、

 1.感染は小規模かつ短期に終息する
 2.感染自体より風評被害を強く懸念する

この農林水産省と言うか赤松大臣の観測に従って動いたと考えています。所轄大臣の観測ですからこれは政府の観測になります。ですから政府も風評被害に重点を置いて動く方針とし、総務省は原口ツイッターにあるように報道統制を行なったと考えるのが自然です。期間はGW明けぐらいまでの予定です。

こういう観測ですから赤松大臣も外遊に出かけます。帰った頃には感染も終息しているはずだの予定です。ですから帰国してすぐにどっかの議員の講演会の応援演説に出かけたり、中止になりましたが秋田の視察が組まれていたと考えています。

ところが結果は予定と大きく食い違います。短期で小規模で終わるはずだった感染は大規模に広がり、ネットもありますから現地の状況はネットを介してのクチコミで広がっていきます。今の時点で報道統制を解除すれば赤松大臣が袋叩きになるのはもちろんですが、返す刀で首相にも飛び火します。

選挙も近いですから、さてどう収拾するかを模索中のような気がしています。収拾をしくじるとまた民主のマイナスポイントが増えるので難しいところです。なんとか赤松大臣が火達磨にならないような形で収拾したいのでしょうか、現時点でもかなり後手に回っていますから、苦労されている様に思えます。

卵の名無し卵の名無し 2010/05/12 11:34 >今の時点で報道統制を解除すれば赤松大臣が袋叩きになるのはもちろんですが、返す刀で首相にも飛び火します。

そのとおりでしょうねw
実務にぼんくらでも選挙だけには過敏に反応してる農水大臣だからこそ、知事や現地自民党議員に対して裸の王様よろしく威丈高に居直るのでしょう。↓
>(赤松農水相は)『選挙目当て』と言ったが失礼なことを言わないで欲しい」と訂正を求めた。
>が、赤松農水相は「訂正はしない」と応じなかった。

まあこのような国民生活よりも自分の党の選挙しか重視しない私利私欲最優先の不適格人材を農水大臣に任命した首相の任命責任は、小手先の報道規制の有無に関わらず千里を走って支持率低下に直結し今度の選挙結果に大きな影響をもたらすでしょうねw
この農水大臣の愚かな傲慢さをこのまま放置すれば民主党は宮崎県ではもう勝てませんがそれが政治というものですからいかんともし難いことでしょうwまー首相が自らすぐお詫びに駆けつけて直ちに国として全力を投入すれば別でしょうが、あの政治音痴の首相にできるとも思えませんしw

omizoomizo 2010/05/12 12:55 strain:Mya-98  ですから、感染率は甘くないかも知れません。 確認日は4月20日ですが、発見日は、3月26日です。 4月20日以後に感染が拡大したとの意見には同意しかねます。何事も、確認作業をしなければわからない事よくあることです。 一番怖いのは、野生動物にイノシシ、シカなどに感染することです。キャリアされると厄介ですから。 
FMDVは乾燥に強いという厄介なやつですし。 PH6からPH9までの間で、生存可能であることです。 PH5とかの雨でも降れば、いいのでしょうが。

2000年の時は、O /JPN/2000はm感染力も発症力も穏やかだったのが幸いして、宮崎の1施設、北海道の2施設で、すみましたが・・・。 宮崎の施設で、産業獣医が偶然に発見したという、おまけつき。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/05/12 13:37 それは、中の人にお願い
> omizoさんの異論

twitter で可能です。

元法学部生元法学部生 2010/05/12 16:33 >赤松「私一人いなかったからといって、
>   いささかも支障があったとは理解しておりません」

なるほど、おっしゃるとおり。
赤松大臣閣下が居なくても、日本国統治にはいささかの支障もないでしょう。
しかし自称「政治主導政権」がそれを言っちゃぁおしまいなのでは。

だいたい、赤松大臣が農林水産業を所管する大臣として内閣の一員を占めてる必要自体がないし、さらにいえば赤松大臣が国会議員でなくても日本国統治にはいささかの支障もない。

卵の名無し卵の名無し 2010/05/12 19:10 前スレにありました
> 田舎の獣医師田舎の獣医師 2010/05/12 14:52  
>口蹄疫問題でネット見てましたらこんなの見つけました。
>参考にしてください。
>http://tokiy.jugem.jp/?eid=645

ここ見ると○カ松脳薄い大臣外遊したんならついでに自衛隊の輸送機でも連れて行って消毒薬備蓄国を回って少しずつ譲ってもらってまとめて持って帰って来ればよかったのにねw大ヒーローになれるチャンスだったのに前髪にかすりもしないまま逃したのは残念でしたw
まあ農水省官僚も国内備蓄が無ければそういう緊急輸入という方法もあるのに外遊大臣へ連絡もしなかった無能官吏という点では素人大臣よりもっと重い失政責任があるだろうけどw

今度の農水省無能官僚の失態でもともと農水大臣に向いていなかっただけで他のポストなら仕事が出来たかもしれない人がたまたま農水大臣になったばっかりにこのまま歴代農水大臣の悲惨史に加わることになったりしなければいいのだが>農水大臣
内閣改造して他にもいる不適材不適所大臣たちといっしょに人材配置を変えてやったらそれぞれ本来の力が発揮できるだろうからいまよりいいだろうにねw>ぽっぽ首相

元法学部生元法学部生 2010/05/13 08:48 >田舎の獣医師 2010/05/12 14:52  
>口蹄疫問題でネット見てましたらこんなの見つけました。
>参考にしてください。
>http://tokiy.jugem.jp/?eid=645

当方医師でも獣医師でもありませんが、リンク先の文書は事実誤認の類を含んでいると思われますので、拡散阻止のためあえて批判します。

リンク先より引用1
>塩素系なので散布後長時間ウイルスを抑える。
>(略)
>消毒効果の薄いハイター
引用終了
塩素系殺菌剤が一般的に備える特性として長時間持続性を持つという事実はありません。
塩素は有機物と速やかに反応します。むしろ製品化に当たっていかに持続性を持たせるか工夫してあるぐらいです。細菌・ウイルス以外の有機物も酸化しますから土壌殺菌に向く製品は多くなさそうです。
ハイターの主成分は次亜塩素酸(塩素系)ですから、殺菌効果が薄いというのは事実に反する気がします。むしろ強すぎるので手荒れ等を気にすべきでしょう。

リンク先より引用2
>口蹄疫を出したら5年は牛を入れられない。
>口蹄疫が出た牛舎や農場の機材や機械は、同業者には敬遠され、売れない。
引用終了
これ、科学的合理性と無縁の穢れ・エンガチョそのものですよね。
1行目のほうは法的にそのような規制・指導が行われるということは考えにくいです。
2行目のほうは同業者そのものが宗教的迷信にとらわれている可能性も否定できませんが、先日問題になったHIV陽性者の扱いとどこが違うんでしょうね。

その他の部分については意見を述べるほどの知識を持ちませんが、同程度の確率で事実誤認が含まれているならば、これこそ流言飛語だと思います。

元法学部生元法学部生 2010/05/13 08:54 訂正:
ハイターは次亜塩素酸(塩素系)だけど、ワイドハイターは過酸化水素水(酸素系)ですね。
ハイターという単語がどちらを指しているか不明なので訂正します。