先日、恵比寿から少し歩いた先にあるpotto shopに行ってきました。
pottoのデザイナーの山本さんと、スタイリストでありREREのデザイナーでもある枝光さん。
この二人の製作場所でもありショップでもある家があるんです。
山本さんと枝光さんの非常にこだわりの強い様々なもの、本やアロマや服や小物が置かれ。
内装もとってもお二人らしい雰囲気で、一度行くととてもその個人的で暖かい雰囲気が気に入ってしまうと思います。
lepliなどを編集・発行されている平川武治さんもとてもpottoを応援しているようなのですが、僕もこのお店に立ち寄り、実際にお二人とお話をしてみたりしたところ僕もとても共感しました。
本当に自分で自分の感じる社会や物事に対して、自分でどのように立ち向かっていこう、コミットしていこうという、そういう強い姿勢と覚悟を感じます。
一方、
こちらは大阪にあるショップvisit forのオーナーの西脇さん。
このお店にはもう3年半くらい前から行ってるんですけれど、大阪に寄った際には必ず立ち寄ります。
ここのお店ほど、デザイナーに敬意を払って買い物をしたくなる、と思えるぐらいにデザイナーの世界観やファッションだけじゃなく雑誌やアートや音楽やコミュニティなど様々なことを"伝える"ということを大切にしている場所も少ないんじゃないかと思います。
それはもちろん個人の好みの問題もあると思いますが、僕個人としてvisit forは本当に素敵なお店です。
そして何よりオーナーの西脇さんあってのこのお店だということを実感します。
グローバルの価値観による社会によって、今やどこでも似たようなものや同じものを手に入れたり買い物したりすることはできるんです。
でもそんな社会でも「やっぱりコレ買うならこの店やろ」っていうようなそういうことってあると思うんです。
それは尊敬する気持ちがある、感謝の気持ちなどがあるからこそそういう行動をするのだと思うんですけれど。
そして大事なことは、そのお店を通すことによってその服がもともと持っている世界観などがさらに広がったり違った側面が見えたりすることです。
お店やデザイナー、そしてそれを着る人との相互関係によるコミュニケーションによって進化していく、広がっていくそれこそがファッションの一番面白い醍醐味だと僕は思っています。
ショップやショップスタッフの存在っていうのもそこにあると思いますし。
そうでなければショップがただのウェブショップだけでいいとも思います、でもショップは無くならないと思います。
このへんは雑誌とかと状況は似てるかもしれません。
potto shopもvisit forも僕にとってはそういうお店です。
東京にもいくつかそんなお店が色々とあったんですけれど最近どんどん無くなっちゃったりしてます。。。。
みなさんはどのようなことを思いながらお店をやっていたり、服を作っていたりするのでしょうか。
はち //// CANDY