エコエネルギー体験 花フェスタ記念公園 施設オープン
テープカットでオープンを祝う古田知事(中央)ら
燃料電池や太陽光発電など、地球に優しい新エネルギーが体験できる施設「次世代エネルギーパーク」が19日、可児市瀬田の花フェスタ記念公園内にオープンした。LPガスで発電した際に発生する熱を利用した「足湯コーナー」もお目見えし、入館者らが早速、気持ちよさそうに利用していた。
同パークでは、LPガスを使って発電する燃料電池設備や、バラのテーマガーデンの回廊屋根にパネル54枚を敷き詰めた太陽光発電設備、電気自動車の充電器設備などを新たに設置。発電した電気エネルギーは、電気自動車や施設内の花のミュージアムのLED照明、施設のライトアップなどの電源として供給される。
足湯コーナーは、エネルギーパークの目玉。3人用と5人用の計2基が設けられ、40度前後の湯が循環している。また、気軽に新エネルギーが学べるパソコンシステムを設けたコーナーもある。
オープンセレモニーでは、古田肇知事が「花フェスタ記念公園に新たな名所ができた。バラを観賞した後、新エネルギーにも触れてほしい」とあいさつ。山田豊市長らとテープカットをして祝った。
(2010年5月20日 読売新聞)