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更新日:22年5月17日

赤松農林水産大臣のメキシコ、キューバ、コロンビア出張概要について

赤松農林水産大臣は、平成22年4月30日から5月8日までの間、関係閣僚とEPA・FTA等にかかる会談を行うためメキシコ、キューバ、コロンビアに出張しましたので、その概要についてお知らせします。

1.日程

1 メキシコ

5月1日(土曜日)
8時30分-10時00分マジョルガ農牧大臣
このほか、遺伝子組換検査センター及び家畜疾病診断センターの視察、日系企業関係者と懇談
2 キューバ
5月3日(月曜日)
9時10分-10時10分 カブリサス閣僚評議会副議長
10時20分-11時20分 ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣
11時50分-13時30分 ロドリゲス外務大臣(昼食会)
このほか、有機都市農園の視察、日系2世及び親日キューバ人等と懇談
5月4日(火曜日)

8時50分- 9時30分 マルミエルカ外国貿易・外国投資大臣
11時00分-11時30分 ベントゥーラ国家評議会第一副議長
12時30分-14時00分 ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣(昼食会)

14時15分-15時00分 ラウル・カストロ国家評議会議長

3 コロンビア
5月5日(水曜日)
9時00分-10時10分フェルナンデス農業・地方開発大臣
10時20分-11時10分 プラタ商工観光大臣
19時20分-19時50分 ウリベ大統領 
このほか、ルイス・コーヒー生産者連盟会長と懇談

2.会談の概要

1 メキシコ(マジョルガ農牧大臣)

  • EPA農産品再協議につき、引き続き事務レベルで精力的に協議を継続していくことで一致。鉱工業品についても、再協議を進展させるよう申し入れ。
  • 太平洋クロマグロ等の資源管理について協力していくため、両国間で協議していくことで一致。
  • 捕鯨について意見交換。メキシコ側は、資源の持続的利用が証明できる範囲であれば捕鯨を容認と発言。(※メキシコは反捕鯨国)
  • 気候変動、生物多様性等について協力していくことで一致。

2 キューバ=現職閣僚として初の訪問=

  • 多収米、養殖など農水産分野の協力を拡大していくことで一致(カブリサス閣僚評議会副議長、ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣等)
  • 食料自給率の向上が重要であることについて認識を共有(ラウル・カストロ国家評議会議長、ロサレス農業大臣等)
  • 未払いの債権問題を解決するよう申し入れ、建設的な話し合いを行っていくことで認識を共有(ラウル・カストロ国家評議会議長、カブリサス閣僚評議会副議長、ロドリゲス外務大臣等)
  • WTO、水産物の持続的利用、気候変動、生物多様性等で協力していくことで一致(ベントゥーラ国家評議会第一副議長、ロサレス農業大臣、マルミエルカ外国貿易・外国投資大臣等)

3 コロンビア

  • 現在行っている二国間投資協定交渉を早期に妥結し、次のステップとしてEPA交渉の可能性を探ることで一致(ウリベ大統領、フェルナンデス農業・地方開発大臣、プラタ商工観光大臣)
  • 検疫問題について、農業当局間の事務レベルで技術的な協議を行うことで一致(フェルナンデス農業・地方開発大臣)
  • クロマグロ等水産資源管理で共同していくことで一致(フェルナンデス農業・地方開発大臣)

お問い合わせ先

大臣官房国際部国際経済課経済連携チーム
担当者:総括班 桑原田
代表:03-3502-8111(内線3470)
ダイヤルイン:03-3501-3731
FAX:03-5511-8773

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