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2010年5月19日(水) 19:20 |
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岡山理科大、シマアジ養殖実験順調
陸上でのマグロ養殖を目指す岡山理科大学は、マグロ養殖の実施を前に、先週から始まった大型水槽でのシマアジの養殖実験は順調に進んでおり、山でマグロを育てるという夢に少しずつ近づいています。
水槽の中で餌にまぶりつくシマアジの大群―。 岡山理科大学の山本俊政准教授が、マグロの陸上養殖の予行演習として、新たに始めた大型水槽でのシマアジの養殖実験です。 先週金曜日に高知県から運ばれた1500匹のシマアジ、その後も水槽の中で元気な姿を見せています。 海水魚と淡水魚が同じ水槽で生活できる好適環境水を使ってのシマアジの養殖実験は、ひとまず順調なスタートを切ったといえます。 しかし、その先に見据えるマグロの陸上養殖に対しては、どのようにしてマグロを水槽に運ぶかなど課題が山積みだと山本准教授は苦笑いを浮かべます。 7月下旬からはもっとも大きい水槽を使ってのマグロの養殖実験がいよいよ始まります。 夢の陸上でのマグロ養殖に向けて山本准教授の挑戦が続きます。
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