今は、18日の火曜日午後15時半です。本来なら、13時から衆議院の本会議が開かれ、14時40分から一橋大学での講義の予定でしたが、自民党の国対より審議に応じられないとの通告があり、もう2時間以上も事務所で待機しています。まだ、いつ本会議が始まるかわからないのが現状です。こうやって、大事な時間が浪費されていくのには辟易します。
先週の内閣委員会で、小泉進次郎議員が予定の質問時間を大幅にオーバーし、民主党議員や委員長からの質問打ち切り通告も無視。大混乱に落ち入ったことは、皆さんもニュースでご存じのことでしょう。その際、自民党の甘利議員が民主党の議員を押したためその勢いで三宅雪子議員が転倒し足を捻挫してしまいましたが、結果的には、採決がなされ(民主党はこれを順法採決と呼び、自民党は強行採決と呼んでいますが)その瞬間、自民党議員は、準備していたプラカードを一斉に持ち上げテレビにアピールしていました。私も、その瞬間に立ち会っていましたが、「よく作られたストーリー」という気がしました。実際、自民党議員は、自分の質問の時間、テレビが入っている時または採決の時以外は、委員会を欠席することが多く、私の属する財務金融委員会でも、通常は半分近くの委員が通常の委員会を欠席しています。また、本会議でも特に後ろのほうでは、ほとんど欠席の時さえあります。そんな中で、今回の「国家公務員法改正案」でも委員会で45時間(委員が出席していたかは別にして)も審議したにも関わらず、「審議時間が足りない」との理由で「委員長の解任決議」を提出しました。そして、今日もまたCO2削減の為の法案審議に際しての抗議のための環境委員長の解任決議を出すために、私たち議員は、長時間待機させられているのです。
参議院選挙向けのパフォーマンスとしか言いようのないこの無駄なアピールはもういい加減にして、しっかりとした国会審議をしてほしいというのが私の本音です。
ところで、土曜日は、鹿児島から約30名の皆さんが国会見学に来てくださいました。一緒に、皆吉議員、大島参議も参加していただき、国会の先輩である大島参議よりいろんな含蓄のある説明を聞かせていただきました。考えてみると、国会議員になって以来こんなに何度も本院で仕事をしているのに、ゆっくり議事堂内を見て歩いたのは初めてでした。やはり、歴史と伝統を感じさせる建物です。皆さんも、ぜひ一度国会見学にいらしてください。
今日は、第3火曜日。恒例の「あみしん勉強会(朝食会)」に防衛大臣政務官の楠田大蔵先生がご出席して下さり日本の防衛政策の一端をお話し下さいました。楠田先生、本当にありがとうございました。
東京の気温は、26度。いよいよ、春も終わる季節です。元気が取り柄のあみしん。これからもがんばりまっす。