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合宿中に熱中症で死亡の中学生損賠判決
四条畷・女性死体遺棄事件 男が女性外出を偽装
泉南アスベスト訴訟判決 国の責任認める
口蹄疫 滋賀県・近江牛への影響は?
「紀伊半島の移民」特別展 太地町
交際相手遺棄の容疑者・発覚免れる工作
小2女児刺傷事件 女児に執拗に襲い掛かる 
48歳女性刺殺、三男が行方不明 明石市 
住宅火災1人死亡 姫路市
治水対策、現実路線に転換へ 大阪府
中元商戦スタート 大阪市内
不倫相手の死体遺棄で会社役員逮捕
明石市の住宅で女性刺殺され死亡
アスベスト禍で下請け労働者が三井造船を提訴
最終更新日時:2010年5月20日 01:12
 

合宿中に熱中症で死亡の中学生損賠判決
5年前、男子中学生がクラブ活動中に死亡した事故を巡って母親が神戸市を訴えた裁判で、神戸地裁は市に賠償命令を下しました。
2005年8月、神戸市立御影中学1年の永原祐紀君(当時13)が、柔道部の合宿中に熱中症で死亡しました。祐紀君の母親は、体調不良を訴える祐紀君に練習を強制した顧問教諭2人や校長らに責任があるとして、神戸市におよそ5200万円の損害賠償を求めていました。判決で神戸地裁の角隆博裁判長は「応急措置をすれば救えたのに練習を継続させた」として市に1867万円あまりの支払いを命じましたが、校長らの責任の有無は判断しませんでした。母親は「教育者には人間としての気持ちを大切にして子ども達を見守ってほしい」とコメントしています。
( 2010/05/20 1:12: 更新)
四条畷・女性死体遺棄事件 男が女性外出を偽装
川上敏彦容疑者(52)
東大阪市の葬儀関連会社で社員とみられる女性の遺体が見つかった事件。逮捕された会社役員の男は交際していた女性の失踪を隠すために偽装工作をしていたことが分かりました。
18日、職場で見つかったM地通栄さん(39)と見られる遺体。遺体は毛布にくるまれダンボールに入れられていました。逮捕されたのは濱地さんの交際相手で葬儀関連会社の役員・川上敏彦容疑者(52)。会社の荷物置き場に濱地さんの遺体を棄てた疑いがもたれています。M地さんの同僚は「1月に見て以来、いないなと思っていた」と会社を辞めたのかと思ったなどと話しました。警察の調べによりますと、川上容疑者は遺体を棄てた後、濱地さんの携帯電話や靴などを持ち出して外出しているように偽装していたことが分かりました。M地さん近所の人は「男の人が来ていたのをみたことがある。だんなかと思った」と二人の様子を話しました。1月に家族から捜索願が出され、警察や会社が濱地さんの行方を捜していましたが、その際川上容疑者は「全く知らない」と答えていたといいます。会社は「(川上容疑者は)思い当たるところはなかったと言っていた」と逮捕前の様子を話していました。川上容疑者は会社に対してウソの説明をしていましたが、生前M地さんは周囲に川上容疑者と結婚すると話していました。M地さんを知る人は「(M地さんの)母親が家を買うと。結婚するという話しです」と話しています。ところが川上容疑者はすでに別の女性と結婚していて、離婚の手続きは全く進めていませんでした。司法解剖の結果、死因は窒息死と判明。調べに対して川上容疑者は「私が首を絞めて殺し、遺棄したことに間違いありません」と容疑を認めています。
( 2010/05/19 19:35 更新)
泉南アスベスト訴訟判決 国の責任認める
国の責任を初めて認定
アスベスト被害を受けた工場の従業員らが起こした裁判で大阪地方裁判所は「国は危険性を知っていたのに対策を怠った」として4億円あまりの賠償を命じました。
アスベストによる健康被害について、初めて国の責任を認めた歴史的な判決。命を削って戦ってきた原告たちの願いが届きました。
「みんな一丸となって頑張ってきたおかげ。きょうの判決は嬉しい」(原告・藪内昌一さん)
明治時代からアスベストを使った紡織業が栄えた大阪・泉南地域。
アスベストの粉塵を吸った労働者らが次々と肺ガンや中皮腫を発症しました。しかし、国は1971年になるまで排気装置の設置を義務付けておらず、アスベストを全面禁止したのは2006年になってから。戦後の復興や高度成長を支えた影で危険性は見過ごされてきました。
このため、工場の従業員や近隣住民ら29人が、アスベスト被害における国の責任を訴え損害賠償を求めていたのです。
原告の一人、岡田陽子さん(53)。アスベストによって一家3人の人生が歪められました。15年前、肺がんで亡くなった父・一夫さん(当時66)。石綿肺を患う母・春美さん(73)。両親はともにアスベスト工場で働いていました。そして、陽子さん自身も、幼い頃、毎日、工場で遊び、粉塵を吸い込んでいたのです。
陽子さんも石綿肺と診断され24時間、酸素吸入が必要ですが、工場で働いた経験はないため、労災は適用されていません。
「アスベストって、あんたは労働者やから、あんたは労働者じゃないからと区別せずに降りかかっている。人を選んでアスベストは飛んでいってないのに。国もそれは分かっているはずなのに、なんで区別するのか」(原告・岡田陽子さん)
同じ病に苦しむ親子。裁判では、分け隔てのない判決を望んでいます。
「やっぱり、みんなと同じように、選別されたくないですものね。それだけを祈ってます」(原告・岡田春美さん)
提訴から4年。文字通り命を削る戦いをしてきた原告たちに、ようやく司法の判断が示されます。
大阪地裁の小西義博裁判長は「国は1959年までに重大なアスベストの健康被害が発生していることを認識していた」と指摘。その上で、「旧じん肺法が制定された1960年までに粉じん対策のための排気装置の設置を義務付けなかったことは違法」とし、初めて、アスベスト被害について国の責任を認めたのです。
そして、「一次的な責任は企業にある」との国の主張を退け、1960年以降にアスベスト工場で働いていた原告ら26人に対し、約4億3500万円の損害賠償を命じました。
「パパ、勝って良かったねって言ってあげたいです。」(夫を亡くした佐藤美代子さん)
一方で、工場で働いていない陽子さんら近隣住民2人については請求を棄却しました。
「母も苦しんできて認められたので、その部分は嬉しいです。後何年頑張ったら、この差はなくなるのかなと思うと少し辛いです。」(原告・岡田陽子さん)
「残念です。(陽子さんを工場に)連れて行ってなかったら、こんなんになってなかったのにと思うと辛いです。」(原告・岡田春美さん)
全ての人が救済されるように法の整備をしていただけるように頑張っていきたいと思います。(原告・岡田陽子さん)
( 2010/05/19 19:26 更新)
口蹄疫 滋賀県・近江牛への影響は?
関西での感染確認はなし
宮崎県で被害が拡大している家畜伝染病・口蹄疫。関西でも家畜の感染への予防対策など緊張が高まっています。近江牛の産地として有名な滋賀県。実は近江牛の約4割は今回口蹄疫の感染が確認された宮崎生まれだといいます。宮崎からも子牛を買い付けているというこの牧場は、危機感を募らせています。井ノ口牧場の井ノ口幸太郎さんは「うちは150頭いますが8割が宮崎や九州。子牛を入れたくても入れられない。この状況が長引くと牛を飼って生計を立てている者にとっては死活問題です」と話します。滋賀県は宮崎で生まれた牛の全頭調査を実施し、いずれも安全が確認されました。ウイルスから牛を守るため、多くの施設が家畜を隔離しています。動物との触れ合いが楽しめる滋賀県日野町のブルーメの丘では、牛の乳しぼり体験を制限しました。現在ここでは14頭の牛を隔離していますが、今後の状況によっては、羊やヤギなどの隔離も検討しているということです。滋賀農業公園ブルーメの丘の山添隆弘支配人は「状況が状況だけに見えない部分があるのが心配」と話します。滋賀県は県内の畜産農家や農業高校を対象に研修会を開きました。畜産農家の関心は高く会場は満員です。県は、消毒液約280万円分を購入し参加者にそれぞれ25kgずつ無料配布しました。研修に参加した人は「他人事ではない。」「農家はいまできることをやるだけ」と話しました。宮崎で猛威をふるう口蹄疫。関西では今のところ感染の疑いがある牛は見つかっていませんが、事態が収束するまで、まだまだ警戒は続きそうです。
( 2010/05/19 19:11 更新)
「紀伊半島の移民」特別展 太地町
明治時代、紀伊半島からアメリカに移住した人々の歴史をたどる展示会が和歌山県・太地町で開かれています。この展示会は明治時代に和歌山県から、アメリカ・カリフォルニアに移住した人々の生活を伝えようと太地町が企画したものです。アメリカ東海岸の東サンピードロには当時、3000人の日本人が暮らし、太地町出身の人が数百人いたと言われていて、会場には現地の缶詰工場で働く女性の写真などが紹介されています。太地町ではさらに現地を調査し、移民文化の研究や資料の保存整備を続けていきたいと話しています。展示会は5月末まで行われています。
( 2010/05/19 14:16 更新)
交際相手遺棄の容疑者・発覚免れる工作
川上容疑者
東大阪市にある会社の荷物置き場に交際相手の女性の遺体を棄てたとして逮捕された会社役員の男が、女性の死亡を隠すための工作をしていたことがわかりました。葬儀関連会社「デフィ」の常務執行役員・川上敏彦容疑者(52)は、今年1月部下で交際相手のM地通栄さん(39)の遺体を東大阪市にある勤務先の荷物置き場に棄てた疑いがもたれています。川上容疑者は容疑を認め、殺害についても認める供述をしています。濱地さんの同僚は「1月ぐらいから見なくなった」と話し、勤務先は会見で「(川上容疑者からは)心当たりを探したけど、行方が分からないと言っていた」と話しました。その後の調べで川上容疑者はM地さんの自宅に遺体を置いたまま一度立ち去ったものの、発覚を免れるために再び戻ってきて遺体を荷物置き場まで運んでいたことが分かりました。この際川上容疑者はM地さんの靴も持ち出していて、外出しているように装っていたということです。M地さんは生前「川上容疑者と結婚する」と周囲に話していたものの、川上容疑者は自分の離婚の手続きを一切進めていなかったということで、警察は2人の交際をめぐってのトラブルから犯行に及んだとみて調べています。
( 2010/05/19 12:39 更新)
小2女児刺傷事件 女児に執拗に襲い掛かる 
玉置容疑者
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大阪市で17日に小学2年生の女の子を出刃包丁で刺した容疑で逮捕された無職の女が、しゃがみこんだ女の子に執拗に襲い掛かっていたことが分かりました。殺人未遂の疑いで逮捕された無職・玉置雪花容疑者(32)は17日午後、大阪市東住吉区で帰宅途中の小学2年生嵯峨根瑞奈ちゃん(8)を自宅から持ってきた出刃包丁で切りつけ、重傷を負わせたとされます。瑞奈ちゃんの脇腹などの傷は内臓に達するほど深いものでしたが、このほかに背中も刺されていて傷が6ヵ所あったことが分かりました。玉置容疑者は瑞奈ちゃんの首を刺した後、しゃがみこんだ瑞奈ちゃんをさらに執拗に背後から襲っていたということです。玉置容疑者は調べに対し「知らない女の子を刺した」、「子どもを殺したかった」などと容疑を認めています。しかし詳しい動機については話さないということで、警察は慎重に調べています。
( 2010/05/19 12:35 更新)
48歳女性刺殺、三男が行方不明 明石市 
兵庫県明石市の住宅で48歳の女性が殺害された事件で、女性は顔などを数十ヵ所も執拗に切りつけられていたことがわかりました。この事件は18日午後6時すぎ、明石市藤江にある住宅の洗面所で、住人の女性(48)が殺害されているのを帰宅した長女(23)が見つけたものです。近所の人は「被害者は事件に巻き込まれるなんて考えられない。温和なお母さんですよ」と話しています。女性は顔などに数十ヵ所も刃物で執拗に切りつけられたとみられる傷があり、兵庫県警は殺人事件として捜査本部を設置しました。また、その後の調べで、長女が18日午前7時ごろ家を出た際、自宅に女性と大学生の三男の2人だけが残っていたことも新たに分かりました。自宅からは三男(18)のものとみられる血のついたTシャツやジーパンなどが見つかっていて、警察では事件後連絡がとれなくなっている三男が事件に関与しているとみて行方を捜しています。
( 2010/05/19 12:30 更新)
住宅火災1人死亡 姫路市
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19日朝早く、兵庫県姫路市の住宅で火事があり、この家に住む67歳の男性とみられる遺体が見つかりました。午前4時45分ごろ、姫路市上手野で住宅から出火していると近くに住む人から通報がありました。消防が駆けつけ、火は約1時間後に消し止められましたが、この火事で平屋建ての住宅約70平方メートルが焼けました。焼け跡からは男性とみられる遺体が見つかっていて、この家の住人で行方が分からない無職・安室直行さん(67)ではないかとみて警察が遺体の身元確認をしています。出火当時直行さんの妻、和代さん(67)は逃げて無事でした。火事があった住宅は居間が激しく燃えていたということで、警察は消防が出火原因を調べています。
( 2010/05/19 12:26 更新)
治水対策、現実路線に転換へ 大阪府
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大阪府は河川の治水対策について100年に一度の大雨に対応するというこれまでの大がかりな計画を見直し、より現実的な路線に切り替えるための議論を始めました。大阪府は19日、学識経験者からなる河川整備委員会を開き、今後の治水対策のあり方について意見を交わしています。これまでは100年に1度の大雨に備えるという大目標が掲げられてきましたが、対策を終えるには50年もの歳月と1兆円の費用がかかるとされます。このため橋下知事はより現実的な対応に方針転換すべきだとして、10年に1度の大雨に備えることから計画を練り直す考えです。委員会には新たに国のダム建設に異論を唱えてきた淀川水系流域委員会元委員長の宮本博司さんが加わっていて「ダムに頼らない治水」の方針がより鮮明に打ち出されると見られます。
( 2010/05/19 12:25 更新)
中元商戦スタート 大阪市内
早くも中元商戦がスタートし、大阪市内の百貨店では19日、特設売り場が設けられました。高島屋大阪店では、浴衣姿の販売員が買い物客を迎えました。ことし3月、売り場面積を増やしてリニューアルオープンした高島屋は、3月と4月の売り上げが前年よりも伸びていて、中元商戦にも期待を寄せています。オホーツク海の流氷を仕込みに使った北海道産の発泡酒「流氷ドラフト」など珍しい国産品にこだわった品揃えに力を入れています。このほか、経営統合が白紙になった阪急阪神百貨店との共同開発商品も数多くあります。買い物客は「おばあちゃんが一人暮らしなのでチンして食べられるごはんを贈ります。不況なので得意先に関しては、あまり関わりがないとこは贈らないことにしました」などと話していました。中元商戦はこれからが本番となります。
( 2010/05/19 13:27 更新)
不倫相手の死体遺棄で会社役員逮捕
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東大阪市にある会社の荷物置き場に不倫相手の女性の遺体を棄てたとして、女性の上司で会社役員の男が逮捕されました。死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、大阪府吹田市に住む葬儀関連会社「デフィ」の常務・川上敏彦容疑者(
52)です。川上容疑者はことし1月、不倫相手で同僚のM地通栄さん(39)
の遺体を東大阪市の勤務先に棄てた疑いが持たれています。M地さんの家族が捜索願いを出していましたが、川上容疑者は警察に「知らない」と話し、会社にもウソの報告をしていました。川上容疑者の勤務先の会社役員は、川上容疑者からは『心当たりの場所を探したけど行方が分からない。心配をしている』と聞いていた」と話していました。川上容疑者は容疑を認め殺害についても認める供述をしていて、警察では不倫関係のもつれで犯行に及んだとみて調べています。
( 2010/05/19 8:47: 更新)
明石市の住宅で女性刺殺され死亡
18日夜兵庫県明石市の住宅で48歳の女性が死亡しているのがみつかり、警察が殺人事件として捜査しています。18日午後6時すぎ、明石市藤江の住宅で「母親が血を流して倒れている」と長女から通報がありました。警察が駆けつけたところ、洗面所で住人の女性(48)が首や手を刃物で切られて死亡していました。近所の人は、「被害者は事件に巻き込まれるなんて考えられない。温和なお母さんですよ」と話しています。女性は4人暮らしですが大学生の三男(18)と連絡がとれず、室内からは三男のものとみられる血のついたTシャツやジーパンなどがみつかったということです。警察は三男が何らかの事情を知っているとみて行方を捜しています。
( 2010/05/19 8:47: 更新)
アスベスト禍で下請け労働者が三井造船を提訴
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三井造船の下請け労働者がアスベストによる肺がんで死亡したのは、会社が粉じん対策を怠ったためだとして遺族が訴えを起こしました。訴えによりますと三井造船の下請け労働者だった宮地秋廣さん(当時63)は1960年から18年間、三井造船構内の下請業者で働いてアスベストに暴露し、2000年に肺がんで死亡しました。遺族らは、三井造船は国の通達などにより遅くとも1960年ごろにはアスベストの危険性を認識していたにも関わらず粉じん対策を怠ったとして、およそ6400万円の損害賠償を求めています。宮地さんの長男・和順さんは、「正社員であれば会社に救われるが、下請けは裁判を起こさないといけない。人の命に本工(本採用の工員)も下請けも区別は無いはず」と話していました。三井造船は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。
( 2010/05/19 8:47: 更新)


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