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酒気帯び車同乗:浦上署巡査逮捕 「まずい」と現場から逃走 /長崎

 ◇県警の聴取後、2度帰宅

 県警が17日夜、長崎市横尾1、浦上署巡査、岩本敬祐容疑者(20)ら2人を道交法違反(酒気帯び運転車両同乗)容疑で逮捕した事件。岩本容疑者は現場から逃走していたが、県警によると「警察官だからまずいと思った」と話しているという。

 もう1人の逮捕者は、諫早市高来町の土木作業員、本田恵介容疑者(20)。逮捕容疑は、15日午前1時半ごろ、長崎県諫早市八坂町の市道で、同市高来町、無職、山口翔太容疑者(20)=同法違反(酒気帯び運転)容疑で同日現行犯逮捕=の乗用車に同乗したとしている。2人は容疑を認めているという。

 県警の調べでは、3容疑者は中学時代の同級生。岩本容疑者は14日午後10時半ごろから、他の2容疑者と同市内の居酒屋で飲酒した後、近くのコインパーキングに駐車していた車に乗車。山口容疑者が運転した。

 車は、パーキング内で軽乗用車に衝突し、現場から約150メートル逃走。追跡した軽乗用車の男性にクラクションを鳴らされて停車し、山口、本田両容疑者は車にとどまったが、岩本容疑者はさらに逃げ、タクシーで帰宅した。その後、署への報告はせず、15日は朝から署で通常勤務をこなしていたという。

 県警は、岩本容疑者の事情聴取を15日夕から始め、16日にも聴取したが、両日とも自宅に帰しており、17日夜にやっと逮捕した。この間の経緯について、県警の古川弘首席監察官は「同乗を依頼したかなどの調べに時間がかかった」と説明した。【釣田祐喜】

〔長崎版〕

毎日新聞 2010年5月19日 地方版

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