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福岡OL切断遺体との関連は?腕時計換金男を逮捕

 福岡市博多区の会社員諸賀礼子さん(32)が3月に行方不明となり、切断遺体が見つかった事件で、福岡県警は28日、県内の質店で換金されたギリシャブランドの腕時計を鑑定した結果、諸賀さんの所持品と特定した。県警は腕時計を質入れした福岡市中央区の30代の男を別の窃盗容疑で逮捕した。男の逮捕容疑は、同市内の勤務先からテレビを盗んだ疑い。捜査関係者によると、男と諸賀さんの接点は確認されていない。

 県警は腕時計の入手経路を調べるとともに、諸賀さん失跡の経緯についても何らかの事情を知っている可能性があるとみて捜査する。

 県警によると、諸賀さんは3月5日午後7時ごろ、仕事を終え、勤務先を車で出た後に連絡が取れなくなった。自宅アパート室内の玄関付近には、仕事用として使用していた携帯電話や財布などが残されていた。

 諸賀さんの遺体は3月15日に博多湾の能古島で腰の部分が、4月に福岡競艇場などで両腕や上半身、頭部が相次いで発見された。

 ◇事件の経過◇

 ▼09年末 諸賀さんがインターネットの会員制サイトに交通事故の相手と紛争中と書き込む

 ▼10年3月6日 約束のゴルフに現れず、連絡がとれなくなる

 ▼7日 会社の上司が警察に届け出

 ▼15日 能古島の海岸で下腹部から大腿部までの胴体の一部を発見

 ▼16日 DNA鑑定で諸賀さんと特定

 ▼4月9日 福岡競艇場でポリ袋に入った両腕を発見

 ▼15日 須崎ふ頭で海面に浮いている頭部を発見

 ▼16日 DNA鑑定の結果、諸賀さんの頭部と断定

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