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不正献金受領認める 小林陣営の元会計責任者 北教組事件初公判

(05/18 14:07、05/18 15:38 更新)

弁護団とともに札幌地裁に入る木村美智留被告(左から2番目)=18日午後0時40分

弁護団とともに札幌地裁に入る木村美智留被告(左から2番目)=18日午後0時40分

 昨年の衆院選をめぐる民主党の小林千代美衆院議員(道5区)陣営への北教組による不正資金提供事件で、政治資金規正法違反(企業・団体献金の禁止)の罪に問われた、自治労道本部財政局長で小林陣営の会計責任者だった木村美智留(みちる)被告(46)の初公判が18日午後、札幌地裁(辻川靖夫裁判長)であった。木村被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めた。一方、焦点となった違法献金の原資について、検察側は冒頭陳述で「北教組委員長が幹部に指示し、現金を用意させた」と述べるにとどまった。

 公判は同日夕まで行われ、検察側が論告求刑を、弁護側が最終弁論を行い即日結審する見通し。

 起訴状によると、昨年6月に急逝した北教組委員長が、2008年12月〜09年5月にかけて3回にわたり計1200万円を、昨年7月には、北教組委員長代理の長田秀樹被告(50)が400万円を、小林氏陣営で資金管理を統括していた木村被告に渡したとしている。

 長田被告と、団体としての北教組の初公判は19日、札幌地裁で開かれる。

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