16日までの3日間、開催されていた浅草・三社祭で、見物客から財布を盗んだなどとして70歳の無職の男など男女3人がスリの疑いで逮捕されました。

 無職の三戸康司容疑者は、祭りの中日となる15日、浅草寺境内で神輿(みこし)を見物していた男性(61)のズボンの後ろポケットから財布を盗んだ疑いが持たれています。警視庁によると、三戸容疑者は、ズボンの後ろポケットに入れられた財布ばかりを狙い、捜査員の間では通称「ケツパーの三ちゃん」と呼ばれていました。三社祭の期間中は、毎年、スリが多発することから、警視庁は捜査員を投入して警戒を強めていて、ほかにも69歳の女と74歳の男を窃盗未遂の現行犯で逮捕しました。今年の祭りでは、財布などが盗まれるスリが去年の約倍となる9件発生しました。

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