最新ニュースはNHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

口てい疫ワクチン 宮崎に到着

5月19日 22時48分

宮崎県で感染が止まらない家畜の伝染病、口てい疫の問題で、国が半径10キロの範囲の、すべての牛や豚にワクチンを接種すると決めたことを受けて、19日夜、10万頭分のワクチンが宮崎市にある県の施設に到着しました。

口てい疫の感染が止まらないため、国は19日、発生地から半径10キロ以内のすべての牛や豚など20万頭以上を対象に、ワクチンを接種したうえで、処分することを決めました。これを受けて、牛や豚に接種するワクチンが早速19日午後8時半ごろ、兵庫県にある動物検疫所から、宮崎市佐土原町の県の宮崎家畜保健衛生所に到着しました。ワクチンを乗せたトラックが到着すると、家畜保健衛生所の職員が、ワクチンが入った段ボール箱を施設内に運び入れていました。宮崎県によりますと、今回到着したワクチンは、動物検疫所に備蓄されていたもので、10万頭分に当たるということです。ワクチンは今後も順次、運びこまれる予定で、宮崎県は準備が整いしだい、接種を始めることにしています。