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口てい疫 青森県が注意喚起

5月19日 16時13分

家畜の伝染病「口てい疫」の感染が宮崎県内で相次いでいることを受けて、青森県は畜産農家に対し、感染予防の対策を説明したチラシを送るなど注意を呼びかけています。

青森県は、宮崎県内で口てい疫が確認されたことを受け、先月から県内の農協や畜産農家に対し、口てい疫への注意を呼びかけています。このうち、青森市にある青森家畜保健衛生所では、口てい疫にかかった場合の症状や、有効な消毒の方法などを説明したチラシを作り、担当の職員が畜産農家1軒1軒に送る作業に追われていました。青森県内では、年間の畜産生産額がおよそ800億円と農業生産額の30%近くを占め、1700軒の畜産農家が牛や豚などを飼育しています。青森家畜保健衛生所では「宮崎県だけの話ではなく、青森県でも起こりうることなので、口てい疫の侵入を防ぐために消毒などを徹底してほしい」と話していました。