口てい疫 政府対策本部開催へ

松野官房副長官は記者会見で、宮崎県内で口てい疫の感染が相次いでいる問題で、１９日午後、鳩山総理大臣を本部長とする政府の対策本部を開き、感染拡大の防止に向け、さらなる対策を検討する考えを示しました。

この中で松野官房副長官は、口てい疫の感染が相次いでいる問題で、政府の初動対応に問題があったと野党側が批判していることに関連して、「政府としては、口てい疫の発生が確認された先月２０日から直ちに対策を取っている。また、わたしも含めた政府関係者が相次いで現地に入るなど、万全の態勢を敷いているという認識だ」と述べました。そのうえで、松野官房副長官は「幹線道路を中心に消毒ポイントを拡大するなどの対策を強化しており、必要に応じて、今後、自衛隊を追加派遣することも調整している。きょうあらためて政府の対策本部を開き、感染拡大防止に全力をあげる」と述べ、１９日午後、鳩山総理大臣を本部長とする対策本部を開き、感染拡大の防止に向けて、さらなる対策を検討する考えを示しました。