口てい疫 処分対象さらに増加
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口てい疫 処分対象さらに増加

5月19日 4時53分

宮崎県内で相次いでいる家畜の伝染病の口てい疫について、宮崎県は18日夜、新富町などあわせて5か所の農場で、新たに口てい疫に感染している疑いがある牛や豚が見つかったと発表し、処分の対象の家畜はさらに4000頭近く増えました。

宮崎県によりますと、新たに口てい疫に感染している疑いがあるとわかったのは、感染が最も広がっている川南町でさらに3か所、それに高鍋町と新富町のそれぞれ1か所のあわせて5か所の農場で飼育されている牛や豚11頭です。新富町で感染の疑いが出たのは、2件目です。これに伴って、これらの農場で飼育されている牛や豚、あわせて3987頭が、感染を防ぐため、すべて処分されることになりました。これで口てい疫に感染または感染の疑いは131件で、処分の対象は11万8164頭に上りました。新富町で2件目の感染の疑いが出た農場は、1件目の農場から西におよそ4キロ離れているため、宮崎県は、この農場を中心とする半径10キロの家畜の移動制限区域と半径20キロの搬出制限区域を19日、新たに設けることにしています。