袋詰め遺体の女性は窒息死　大阪・高槻市

　大阪府高槻市の淀川堤防で２９日夕、袋に詰められた女性の遺体が見つかった事件で、高槻署捜査本部の司法解剖の結果、女性は３０歳ぐらいで死因は頸部圧迫による窒息死だったことが３０日分かった。

　女性の死亡推定時刻は発見前日の２８日ごろとみられることも判明。捜査本部は、袋の目撃情報などから、女性が絞殺された後、２８日夕から２９日未明に遺棄された可能性が高いとみて捜査。歯の治療痕などから身元の特定を急いでいる。

　事件は２９日午後５時ごろ、散歩中の主婦（６０）が袋詰めの遺体を発見して発覚。主婦は取材に対し「２９日午前７時半ごろに散歩した際にも見た」と証言しているほか、別の目撃者の男性会社員（５４）は「２８日午後４時ごろ、犬の散歩で現場を通ったときには袋はなかった」と証言している。